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3日のNY市場は下落。小幅に上昇して寄り付いたものの、3月のマークイット製造業PMIやISM製造業景況指数が前月より減少し、景気拡大の減速が懸念され下落に転じた。
また、ロシアで発生した地下鉄爆発事件にテロの疑いあると報じられ、リスク回避の動きが上値を抑える展開となった。ダウ平均は13.01ドル安の20650.21、ナスダックは17.06ポイント安の5894.68。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円安の18985円だった。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り優勢の展開になりそうだ。一目均衡表では雲下限や転換線が抵抗として意識されてきている。遅行スパンは今後実線がレンジ上限に向かうこともあり、今週については下方シグナルが継続することになりそうだ。
ボリンジャーバンドでは-1σと-2σとのレンジでの推移。バンドが下向きで推移しており、バンドに沿った調整が続く可能性が意識されやすいため、早い段階でリバウンドをみせておきたいところであろう。週間形状では13週、26週線とのレンジ相場が意識されており、26週線を支持線に13週線突破を試したい。引き続きレンジ下限の範囲内として踏ん張りを見極めたいところである。18850-19050円のレンジを想定。
[予想レンジ]
上限 19050円−下限 18850円
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