[本日の想定レンジ]
 6日のNY市場は下落。仏大統領選に向けた集会で、有力候補であるルペン氏が欧州連合(EU)離脱を公約に掲げたことから欧州株が全面安となり、米国株も売りが先行。先週の雇用統計を受けた買いが一服し、利益確定の売りが広がった。ダウ平均は19.04ドル安の20052.42、ナスダックは3.21ポイント安の5663.55。シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円安の18855円。
 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行の展開となろう。日経平均は3営業日連続で陰線を形成しており、戻り待ちの売り圧力が意識される。ボリンジャーバンドでは-1σを挟んでの推移となり、レンジとしては中心値(25日)、-1σとのレンジを辛うじてキープしている。一目均衡表では転換線、基準線のほか、雲上限が上値抵抗として意識されている。遅行スパンは実線を下回っての推移となり、シグナルは悪化傾向にある。週間形状では13週線を挟んでの攻防となり、踏ん張り処である。18800-18950円のレンジを想定。


[予想レンジ]

上限 18950円−下限 18800円



<TM>

情報提供元: FISCO
記事名:「 13週線を挟んで踏ん張り処