[本日の想定レンジ]
 30日のNY市場は下落。トランプ大統領による大統領令連発による政治的混乱が嫌気されている。複数の主要企業が同大統領令に反発しているほか、全米で抗議デモも拡大しており、投資家心理の悪化から売りが広がった。ダウ平均は122.65ドル安の19971.13、ナスダックは47.07ポイント安の5613.71。シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円安の19175円。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、支持線として意識されていた5日、25日線を下回ってくる可能性が高い。一目均衡表では基準線、転換線での攻防となり、踏ん張りをみせられるかが注目される。ただ、遅行スパンは明確に実線を下回ってくるため、下方シグナル発生となろう。ただ、19000-19300円処は価格帯別出来高で商いが膨れている水準だったこともあり、戻り売り圧力も強いところ。戻り売りを吸収し、19000円処での踏ん張りをみせられてば、押し目狙いのタイミングにもなろう。19050-19250円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 19250円−下限 19050円



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情報提供元: FISCO
記事名:「 19000円処での踏ん張り