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17日のNY市場は下落。トランプ次期大統領がドル高への警戒感を示したほか、英国のメイ首相が欧州連合(EU)離脱に関して演説を行い、先行き不透明感から売りが先行。
ダウ平均は58.96ドル安の19826.77、ナスダックは35.39ポイント安の5538.73。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の18720円だった。円相場は1ドル112円70銭辺りでの推移に。
昨年の大納会水準を下回り、大発会の上昇部分を帳消しにしたことにより、センチメントは悪化している。価格帯別出来高は、商いが積み上がっていた19100-19300円処を明確に下放れている。18200-18400円処までは真空地帯であり、下に走りやすいところではある。
一方で、ボリンジャーバンドでは、バンドが収れんするなかで-2σ水準まで下げており、調整一巡感が意識されやすい。一先ずメイ首相の演説が通過することで、直近の下げに対する自律反発は意識されやすい。下に走る局面では冷静に下値を拾うスタンスといったところか。18550-18850円のレンジを想定する。
[予想レンジ]
上限 18850円−下限 18550円
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