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その後、今週実施されている過去最大規模の国債入札を材料にした長期金利上昇が警戒され失速、相場は一時下落に転じた。終盤にかけ、ハイテクの押し目買いに相場は持ち直したがダウは下落を消せずまちまちで終了した。
米国株は高安まちまちだったが、決算を発表した米メタが時間外取引で10%超下落したことなどが影響して、東京市場は売り優勢で取引を開始した。指数ウェートが高いファーストリテ<9983>が大幅安となったことで日経平均を下押し。また、決算を発表したファナック<6954>やキヤノン<7751>が大幅安となったことも投資家マインドを冷やす材料となった。半導体株も総じて売られたことから前日の上昇分がほぼはく落、全面安のなか日経平均37600円台まで下落した。
大引けの日経平均は前日比831.60円安(-2.16%)の37628.48円となった。東証プライム市場の売買高は15億9431万株、売買代金は3兆9669億円。全セクターが下落するなか、電気・ガス業、鉱業、輸送用機器、不動産業、電気機器の下げが目立った。東証プライム市場の値上がり銘柄は14%、対して値下がり銘柄は84%となっている。
日経平均採用銘柄では、決算内容がネガティブ視されてキヤノン、ファナックが売られたほか、パナソニックHD<6752>は前期純利益を下方修正したことで売り優勢となった。また、昨日上昇したソシオネクスト<6526>、ニコン<7731>、東京エレクトロン<8035>、スクリーンHD<7735>が総じて反落となった。後場、決算を発表した東京ガス<9531>が急落。
一方、ルネサスエレクトロニクス<6723>が1-3月期純利益前年同期比24%減も、底入れ期待感が先行し買われたほか、ニデック<6594>も買われた。このほか、エーザイ<4523>、アルプスアルパイン<6770>、ニチレイ<2871>、ニチレイ<2871>がしっかり。
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