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(成長)株の株価を支える要因となった。また、日経平均は前日までの3日続落で700円を超す下げとなったことから、押し目買いも入りやすかった。そのほか、テクニカル面でも25日移動平均線付近がサポートラインとして意識された可能性もある。
大引けの日経平均は前日比670.08円高の33445.90円となった。東証プライム市場の売買高は14億3245万株、売買代金は3兆5298億円だった。セクターでは、精密機器、電気・ガス業、証券・商品先物取引業など、東証33業種すべてが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は93%、対して値下がり銘柄は6%となっている。
個別では、東エレク<8035>やディスコ<6146>、レーザーテック<6920>などの半導体関連株が堅調に推移。また、トヨタ自<7203>やホンダ<7267>などの自動車関連株、三菱商事<8058>や三井物産<8031>などの商社株も上昇。ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、アドバンテ<6857>、リクルートHD<6098>なども上昇した。ほか、半導体製造装置向け基幹部材の増産報道が伝わった東洋炭素<5310>が大幅高、さくらインターネット<3778>、TOPPANホールディングス<7911>などが値上がり率上位となった。
一方、ゼンショーHD<7550>、アイスタイル<3660>、ブイキューブ<3681>などが下落した。ほか、公募増資など実施による株式価値の希薄化を嫌気されたトモニHD<8600>がストップ安、11月既存店売上高が10カ月連続で前年上回るも伸び率が鈍化したジンズホールディングス<3046>が急落、タツモ<6266>、ネットプロHD<7383>などが値下がり率上位となった。
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