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(FOMC)など、重要イベントが目白押しで、これらに対する警戒感もあり、日経平均は後場に入り一時、急速に伸び悩むなど、値動きが荒くなる場面もあったが、下値は堅かった。
大引けの日経平均は前日比168.83円高の32434.00円となった。東証プライムの売買高は11億6233万株、売買代金は3兆422億円だった。セクターでは精密機器、医薬品、パルプ・紙などが上昇。一方、海運業、銀行業、鉱業などが下落した。東証プライムの値上がり銘柄は全体の78%、対して値下がり銘柄は18%となった。
個別では、メルカリ<4385>、ソシオネクスト<6526>、ANYCOLOR<5032>、三菱重<7011>、リクルートHD<6098>、ニデック<6594>、アドバンテスト<6857>、SMC<6273>、キーエンス<6861>、ソフトバンクG<9984>、HOYA<7741>、ルネサス<6723>、楽天グループ<4755>が高く、中外薬<4519>など薬品株、オークマ<6103>など機械株が上げた。個別の材料では、24年4月期営業利益が55.1%増予想で株主優待制度の導入を発表したHEROZ<
4382>、第3四半期累計の営業利益が44.3%増で自社株買いを発表した日駐<2353>、営業利益が前期26.6%増・今期24.8%増予想と発表したフリービット<3843>、上半期営業利益が27.5%増となったトビラシステムズ<4441>、上半期業績予想を上方修正したシーイーシー<9692>、23年7月期業績と配当予想を上方修正した鳥貴族HD<3193>、23年10月期配当予想を上方修正したクミアイ化<4996>、配当方針の変更を発表した日神GHD
<8881>、第1四半期の受注工事高・受注残高が過去最高となったベステラ<1433>が買われた。
一方、東電力HD<9501>、積水ハウス<1928>、OLC<4661>、ファーストリテ<9983>、みずほ<8411>が安く、郵船<9101>など海運株、神戸鋼<5406>など鉄鋼株が下げた。個別の材料では、第1四半期営業利益が58.0%減となったポールHD<3657>、第4四半期の3ヵ月の営業損益が0.54億円の赤字となったgumi<3903>、新株予約権の発行で約72億円を調達すると発表したマース<6419>が軟調な展開となった。 <SK>