日経平均は6日続伸。昨日9日の米国市場でNYダウは大幅反発し、834ドル高となった。
米大統領選の結果に目処がついたほか、新型コロナワクチン開発で前進が見られ、株価押上げ要因となった。一方、ナスダック総合指数は下落して取引を終えた。本日の日経平均は247円高からスタート。約29年ぶりのの2万5000円台となった。コロナ禍による業績悪化で株価が低迷していた銘柄が物色される一方、バリュエーション面で割高とされる成長株などが値を下げた。後場はダウ平均先物が安く、東京市場の重しとなり、日経平均は一時マイナスに転じた。

大引けの日経平均は前日比65.75円高の24905.59円となった。東証1部の売買高は20億6535万株、売買代金は4兆746億円だった。業種別では、空運業、陸運業、鉱業が上昇率上位だった。一方、その他製品、情報・通信業、精密機器が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の61%、対して値下がり銘柄は36%となった。

個別では、日経平均への寄与が大きいリクルートHD<6098>やアサヒ<2502>が堅調。ワクチン開発進展を受け経済活動の正常化期待からJAL<9201>、ANA<9202>の空運株や、エイチ・アイ・エス<9603>、OLC<4661>の旅行・レジャー関連株が物色され、原油価格上昇を受けた国際帝石<1605>、石油資源<1662>の資源株、米国長期金利の急騰を受けた三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>も堅調だった。また、四半期決算が佳境となる中、20年12月期業績予想を上方修正したビジョン<9416>がストップ高まで買われ、同じく20年12月期業績予想を上方修正したヤマハ発動<7272>が20%を超す大幅高となり、21年3月期業績予想を上方修正した高砂香料<4914>、島津製<7701>、セントケアHD<2374>、ブラザー工業<6448>、三井金属<5706>、日本特殊陶業<5334>が上げた。一方、1-9月連結営業利益が前年同期比45.3%減となったケネディクス<4321>がストップ安となり、20年12月期業績予想を上方修正したが材料出尽くし感が先行したエアーテック<6291>、4-9月期連結営業利益が前年同期比20.9%減となったゲオHD<2681>
が10%を超す下げとなり、4-9月期連結純利益が過去最高となったが利益確定売りが先行したソフトバンクG<9984>が安くなった。エムスリー<2413>や任天堂<7974>も下げた。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は6日続伸、新型コロナワクチンの開発進展を好感