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年初来高値を更新した。ただ、中国・上海株や香港株が伸び悩み、日経平均も上げ幅を縮めた。
大引けの日経平均は前日比80.51円高の23373.32円となった。東証1部の売買高は16億2299万株、売買代金は3兆1584億円だった。引けにかけて米MSCIの株価指数に絡んだリバランス需要が発生した。業種別では、電気機器、精密機器、ゴム製品が上昇率上位だった。一方、鉱業、食料品、建設業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の40%、対して値下がり銘柄は56%となった。
個別では、ソニー<6758>や東エレク<8035>が2%超の上昇。目標株価引き上げの動きが相次いでいる村田製<6981>は4%超の上昇となった。その他売買代金上位では任天堂<7974>、MSCI指数に新規採用されたかんぽ生命保険<7181>やスクエニHD<9684>がしっかり。中小型株ではWSCOPE<6619>やレーザーテク<6920>が活況を見せた。また、日立化成<4217>は日立<6501>が昭電工<4004>に同社株を売却と報じられ、トーセ<
4728>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、昭電工は財務悪化への懸念から6%の下落。ソフトバンクG<9984>は出資先の中国アリババ集団が香港取引所に上場したが、朝高後に反落した。トヨタ自<7203>やアステラス薬<4503>は小安い。また、公募増資の実施を発表したエアウォーター<4088>などが東証1部下落率トップとなった。
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