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ただ米中協議の結果などを見極めたいとのムードも強く、その後は21200円を挟んだもみ合いが続いた。
大引けの日経平均は前日比172.05円高の21205.81円となった。東証1部の売買高は11億7475万株、売買代金は2兆0390億円だった。業種別では、医薬品、食料品、倉庫・運輸関連業が上昇率上位だった。一方、電気・ガス業、石油・石炭製品、銀行業など5業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の56%、対して値下がり銘柄は40%となった。
個別では、英製薬大手とのがん治療薬での提携を発表した第一三共<4568>がストップ高水準で取引を終えた。その他売買代金上位では、出資先である米配車サービス大手リフトの上場を控えた楽天<4755>のほか、ソフトバンクG<9984>、ZOZO<3092>、KDDI<9433>などが堅調。ダイキン工<6367>は3%超高と上げが目立った。また、住石HD<1514>やアクセル<6730>、イマジカG<6879>はリリースを材料視した買いが向かい、第一三共とともに東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>などがさえない。コスモエネHD<5021>や千代化建<6366>は3%超下落した。また、MBO(経営陣が参加する買収)を実施しない方針と報じられたワタベ
<4696>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
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