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まで上昇する場面があった。
大引けの日経平均は前日比263.80円高の20666.07円となった。東証1部の売買高は11億5095万株、売買代金は2兆1529億円だった。業種別では、不動産業、海運業、建設業が上昇率上位で、その他も全般堅調。下落したのはパルプ・紙と精密機器の2業種のみだった。東証1部の値上がり銘柄は全体の72%となった。
個別では、任天堂<7974>やファナック<6954>が2%超、東エレク<8035>が3%超の上昇。加熱式たばこの新製品を発表したJT<2914>も堅調ぶりが目立った。一部証券会社の目標株価引き上げが観測されたネクソン<3659>は商いを伴って急伸し、ZOZO<3092>は後場上げ幅を広げ5%超の上昇となった。その他売買代金上位では、日経平均寄与度の大きいファーストリテ<9983>やソフトバンクG<9984>がしっかり。トヨタ自<7203>は小幅に上昇した。また、MBO(経営陣が参加する買収)実施を発表した広済堂<7868>は買い気配のままストップ高比例配分となった。一方、売買代金トップの日本電産は朝方に8%近く下落する場面もあったが、終値では1%安と下げ渋った。キーエンス<6861>や村田製<6981>は小安い。HOYA<7741>は4%超下落した。また、アドバネクス<5998>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
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