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22644.68円(前週末比105.56円高)まで上昇して年初来高値を更新したが、短期的な過熱感から利益確定の動きが広がり、前引けにかけて伸び悩んだ。後場に入ると3ケタの下落となる場面があったものの、下値では押し目買いが入り下げ渋った。
大引けの日経平均は前週末比9.23円高の22548.35円となった。東証1部の売買高は19億3816万株、売買代金は3兆3497億円だった。業種別では、卸売業、海運業、鉱業が上昇率上位だった。一方、非鉄金属が3%超下げたほか、パルプ・紙、銀行業が下落率上位だった。
個別では、ファーストリテ<9983>が2%超、ソニー<6758>や三菱商<8058>が3%超の上昇となった。ファーストリテは10月既存店売上高が好調で、三菱商は取引時間中に上期決算や通期予想の上方修正を発表した。その他では神戸鋼<5406>、トヨタ自
<7203>、ファナック<6954>などがしっかり。また、決算が好感されたDTS<9682>
や旭ダイヤ<6140>、レーティング引き上げ観測のロジスネクス<7105>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、米子会社が同業との統合交渉打ち切りを発表したソフトバンクG<9984>や、業績予想の下方修正を発表したSUBARU<7270>は2%超の下落。マツダ<7261>は4%超下げた。その他では任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などが軟調。また、上期決算を発表した古河電
<5801>が日本ライフL<7575>、フジミインコ<5384>などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。
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