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ただ、2万円を割り込む場面では押し目買いの動きが根強く、後場に入ると日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ観測も支えとなってプラスへと切り返した。
大引けの日経平均は前日比49.28円高の20081.63円となった。東証1部の売買高は17億9461万株、売買代金は2兆4503億円だった。業種別では、鉄鋼、非鉄金属、機械が上昇率上位だった。一方、不動産業、鉱業、陸運業が下落率上位だった。
個別では、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>などが堅調。一部証券会社が投資評価を引き上げたSUBARU<7270>は3%超上昇し、目標株価引き上げが観測されたSUMCO<3436>も5%高と上げが目立った。前日に決算発表したアスクル<2678>は朝安後に強い切り返し。また、サクサ<6675>、フォーカス<4662>、サニックス
<4651>などが東証1部上昇率上位となった。一方、ソフトバンクG<9984>、JT<2914>、ファーストリテ<9983>などがさえない。三井不<8801>や三菱地所
<8802>といった不動産株はそろって2%超の下落。6月の国内既存店売上高が前年割れとなったアダストリア<2685>も下げが目立った。また、芦森工<3526>が急反落し、enish<3667>やトーセ<4728>などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。
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