日経平均は続落。5日の米国市場では、地政学リスクへの警戒感からNYダウは22ドル安となった。また、さえない米経済指標を受けて円相場は強含み、本日の日経平均はこうした流れから48円安でスタートした。その後1ドル=109円台まで円高が進み、日経平均は下げ幅を3ケタに広げた。8日に米連邦捜査局(FBI)前長官の議会証言、英国総選挙、欧州中央銀行(ECB)理事会などの重要イベントが控えており、積極的な買いは手控えられた。

大引けの日経平均は前日比190.92円安の19979.90円と節目の2万円大台を割り込んだ。
東証1部の売買高は17億482万株、売買代金は2兆4671億円だった。業種別では、医薬品、海運、機械、ガラス土石、倉庫運輸、金属、鉱業が下落。上昇は空運の1セクターのみだった。

個別では指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>が揃って下落。一方で、個別材料株物色のなか、大光<3160>、KYCOM<9685>、アンジェスMG<4563>、アプリックス<3727>、ソレキア<9867>、マルマエ<6264>
が強い動きに。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は続落、重要イベント控え節目の2万円大台を割り込む