指数インパクトの大きいところでは、資生堂<4911>とテルモ<4543>の2銘柄で日経平均を約23円程度押し上げたほか、ファーストリテ<9983>やリクルートHD<6098>などがそれに続いた。資生堂は、JPモルガンによる目標株価引き上げが好感された。同証券では、資生堂はこれまでマージン改善による踊り場知らずの対数的成長を続けているが、2020年を境にして、指数関数的成長要因も加わる可能性があると指摘している。また、化粧品の新カテゴリー領域での先行者利得は、株価にまだ織り込まれていない注目材料と捉えており、Best of Japan銘柄リストに採用しているようだ。