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リスク回避の動きが強まり、前日に下げ渋った分も相まってかマザーズ指数は3.2%の大幅な下落となった。そのほか、明日に控えたビジョナル<4194>を含めた3社の新規上場に向けての換金売りなども重しになった可能性がある。日足チャートでは、75日移動平均線だけでなく、その下にある25日線までを一気に突き抜ける格好となり、嫌な形で終えた。なお、マザーズ指数は前日比40.56ポイント安の1204.23ポイントと大幅続落、売買代金は概算で1934.37億円。騰落数は値上がり銘柄数33、値下がり銘柄数313、変わらず9となった。
個別では、業績予想が嫌気されてストップ安比例配分で前日の取引を終了していたホープ<6195>が16%安で値下がり率トップとなった。利益確定売りが目立ったHENNGE<
4475>が11%安、前日に上半期の決算を発表し、営業利益の大幅減益が嫌気されたマクアケ<4479>は9%安となった。また、売買代金トップとなった新規上場銘柄のサイバートラスト<4498>も売りに押されて7%安となった。時価総額上位銘柄の多くが軟調で、BASE<4477>が前日からの売りが止まらず7%安、プレイド<4165>も7%安と大きく下落した。そのほか、ベストワンドットコム<6577>、ベガコーポレーション<3542>、アララ<4015>などが値下がり率上位に顔を出した。一方で、通期の営業利益予想を上方修正したことが好感されたブティックス<9272>が20%高のストップ高で値上がり率トップとなった。新型コロナ感染症治療薬で新日本科学と共同開発契約したオンコリス<4588>は13%高、連日上昇を続けているバンク・オブ・イノベーション<4393>が5%高となった。そのほか、Retty<7356>、データホライゾン<3628>、ビザスク<4490>などが値上がり率上位に顔を出した。
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