本日のマザーズ指数は続伸し年初来高値を更新した。マザーズ指数は若干ながら上昇してスタートとなったものの、寄り付き後早い段階でマイナス転換し一時1125.38ptまで下落。その後、再び反転するなど日経平均と同様に方向感に欠ける展開に。ただし、GNI<2160>などを中心に足元で強い値動きを見せていた銘柄に一段と資金が向かう格好となる中で、後場には一転してじり高基調となり、1151.14ptまで上昇し年初来高値を更新した。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で3256.31億円。騰落数は、値上がり195銘柄、値下がり117銘柄、変わらず11銘柄となった。
 個別では、ティアンドエス<4055>がマザーズ売買代金トップにランクイン。また、ティアンドエスの他、モダリス<4883>、コマースワン<4496>、アイキューブドシステムズ<4495>など直近IPO銘柄の一角に資金が向かった。加えて、足元で値動きが強かったGNI、マクアケ<4479>、バンクオブイノベ<4393>なども2桁の上昇。その他、AIinside<4488>、ジモティー<7082>、メドレー<4480>、弁護士ドットコム<6027>などが買われた。一方、BASE<4477>、イグニス<3689>、アンジェス<4563>、ロコンド<3558>、フリー<4478>、そーせい<4565>などが売られた。
 ニューラルポケット<4056>は上場3日目となる本日、公開価格の約5.7倍となる5100円での初値形成となった。なお、初値形成時の出来高は35万2600株。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は続伸、後場じり高の展開、IPOのニューラルは好調な初値