本日のマザーズ市場では、日経平均の続伸とともに個人投資家のマインドが一段と上向き、堅調な展開となった。個人投資家の物色が値動きの軽い中小型株に向かっており、上値追いの展開が続く銘柄も散見された。なお、マザーズ指数は3日続伸、売買代金は概算で
1194.30億円。騰落数は、値上がり148銘柄、値下がり114銘柄、変わらず8銘柄となった。
 個別では、マザーズ売買代金トップのサンバイオ<4592>やリンク<4428>、オンコリス<4588>、Kudan<4425>、DMP<3652>などが上昇。メルカリ<4385>は小幅に上げた。ベルトラ<7048>は人気が続き、一時ストップ高を付け高値更新。その他ではTrends<6069>やMSOL<7033>などの上げが目立ち、不動産投資型クラウドファンディング事業を開始すると発表したフィット<1436>は買い気配のままストップ高比例配分となった。一方、UUUM<3990>やアンジェス<4563>は利益確定売りに押され軟調。また、レアジョブ<6096>
は前日までの急ピッチの上昇に対する反動安でマザーズ下落率トップとなった。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は3日続伸、値動き良好な中小型株への物色続く