本日のマザーズ指数は大幅に3日続落となった。4日の米国株高や為替市場における一時1ドル=110円台までの円安進行を背景にマザーズ市場には朝方から買いが先行した。その後は、決算発表が本格化するなかで、利益確定の動きが次第に優勢となった。連日のストップ安となっていたサンバイオ<4592>が5営業日ぶりに寄り付き、その後下げ渋ったものの投資家心理好転には至らなかった。なお、売買代金は概算で2047.57億円。騰落数は、値上がり138銘柄、値下がり125銘柄、変わらず9銘柄となった。
 値下がり率上位では、5営業日ぶりに寄り付いたサンバイオが30%近い下落となったほか、手間いらず<2477>やエニグモ<3665>、AmidAホールディングス<7671>がそれに続いて上位に並んだ。サンバイオは、1月29日の直近高値(11860円)から5分の1に近い水準まで急落しており、売られすぎとの見方から昨年来安値を更新した後は下げ渋った。売買代金上位では、ベルトラ<7048>、Kudan<4425>、メルカリ<4385>、ALBERT<3906>が軟調な一方で、UUUM<3990>、そーせい<4565>、サイバーダイン<7779>、AMBITION<3300>などは堅調。AMBITIONは、19年6月期上期営業利益を上方修正したことから3日ぶりの大幅反発となった。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は大幅に3日続落、買い一巡後は利食い売り、サンバイオが5営業日ぶりに売買成立