本日のマザーズ指数は続落となった。21日の米国市場がキング牧師生誕記念日のため休場となるなか、朝方に為替相場は1ドル=109.60円台とやや円安方向に振れていたことから、寄付直後のマザーズ指数は前日終値(939.51pt)水準を上回る場面もあった。しかし、その後は、海外勢によるフローが限られるなかで、主力企業の決算発表シーズン入りを前にこれまで指数をけん引していたバイオ関連の一角に利益確定売りの動きがみられ、個人投資家による積極的な押し目買いも限られる展開となった。なお、売買代金は概算で1233.03億円。騰落数は、値上がり98銘柄、値下がり170銘柄、変わらず7銘柄となった。
 値下がり率上位では、ジーニー<6562>が7%安となったほか、霞ヶ関キャピタル<3498>やケアネット<2150>、アーキテクツSJ<6085>などが6%超の下落に。売買代金上位では、サンバイオ<4592>が2%近く下げたほか、そーせい<4565>、アンジェス<4563>、ブライトパス・バイオ<4594>などのバイオ株に利益確定売りの動きがみられた。一方で、いちよし証券によるフェアバリュー引き上げを受けて関心が向かったUUUM<3990>のほか、ベルトラ<7048>、エコモット<3987>、エクストリーム<6033>などが上昇。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は続落、バイオ関連に利食い売り、アンジェスが大幅反落