本日のマザーズ指数は大幅反発となった。前日の米国株高となった流れから、朝方はマザーズ銘柄に対しても買いが先行した。指数インパクトの大きい銘柄や直近IPO銘柄中心に買い戻しの動きがみられた。後場に入るとトランプ氏が中国との合意に向けた草案作りを指示したことが報じられたことから、個人投資家のセンチメントにも好影響を与え、後場にかけてマザーズ指数は上げ幅を拡大する展開となった。なお、売買代金は概算で723.55億円。騰落数は、値上がり215銘柄、値下がり48銘柄、変わらず5銘柄となった。
 値上がり率上位では、再生細胞薬SB623が外傷性脳損傷対象試験にて主要評価項目を達成したことを発表したサンバイオ<4592>や、その提携先であるケアネット<2150>がストップ高比例配分となったほか、ユニフォームネクスト<3566>やSOU<9270>なども2ケタ上昇に。
売買代金上位では、ALBERT<3906>が8%高となったほか、直近IPO銘柄のイーソル<4420>やVALUENEX<4422>、メルカリ<4385>などにも関心が向かった。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は大幅反発、米中動向受けセンチメント改善、サンバイオがストップ高