本日のマザーズ指数は反発となった。個人投資家の関心は主力の東証1部市場の好決算銘柄に向かいやすい地合いが続くなか、決算を受けて好決算銘柄には値幅取りの動きなどが個別に見られていたが、全体を押し上げるには至らず、足元の下落基調を受けた自律反発狙いの買いは限られた。一方で、ミクシィ<2121>やメルカリ<4385>などの一部の時価総額上位銘柄が引けにかけて物色される格好となったことから、マザーズ指数は前日比プラス圏で本日の取引を終えた。なお、売買代金は概算で899.96億円。騰落数は、値上がり101銘柄、値下がり152銘柄、変わらず9銘柄となった。
 値上がり率上位では、エクストリーム<6033>や決算が好感された手間いらず<2477>のほか、ジーニー<6562>も2ケタ上昇になった。売買代金上位では、ALBERT<3906>が11%高となったほか、ユナイテッド<2497>、シェアリングテクノロジー<3989>、アドバンスト・メディア<3773>、メルカリ<4385>が上昇。18年9月期の第3四半期累計(17年10月-18年6月)営業利益は8.28億円だったと発表したシェアリングテクノロジーは、朝方に材料出尽くし感から売られる場面もあったが、その後プラスに切り返した。一方で、直近IPO銘柄のアクリート<4395>やMTG<7806>、プロレド・パートナーズ<7034>は軟調。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は反発、ミクシィやメルカリが指数をけん引