本日のマザーズ市場では、ポジションを手仕舞う動きが強まった。4日の米国株高や円安傾向など外部環境は良好ななか、東京市場では主力大型株への物色がみられたものの、中小型株を手がける個人投資家のマインドは改善しなかった。新たな手掛かり材料に乏しいうえ、マザーズ指数寄与度の高い銘柄が軒並み下落したことも手がけにくくさせた。なお、マザーズ指数は3日続落、売買代金は概算で906.76億円。騰落数は、値上がり75銘柄、値下がり169銘柄、変わらず6銘柄となった。
 値下がり率上位銘柄には、経営幹部の辞任を発表したそーせいグループ<4565>
のほか、JMC<5704>やALBERT<3906>などが並んだ。売買代金上位では、ミクシィ<2121>やメタップス<6172>など時価総額上位銘柄が全般さえない展開となった。一方で、直近IPO銘柄のラクスル<4384>のほか、ユナイテッド<2497>やAppBank<6177>などは堅調。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は3日続落、指数寄与度の大きいそーせいが急落