本日のマザーズ市場では、大きく値を崩す銘柄が相次いだ。このところ中小型株は主力大型株に比べ堅調に推移していたが、日経平均が連日で3ケタの下落となるなか、リスク回避目的の売りが強まったようだ。なお、マザーズ指数は大幅に3日続落、下落率は5%を超えた。売買代金は概算で1335.69億円。騰落数は、値上がり8銘柄、値下がり228銘柄、変わらず5銘柄となった。
 個別では、直近IPO銘柄のジェイテックコーポレーション<3446>が11%安。初値、その後の値動きともに強い動きだったが、マザーズ市況軟化を受けて急速に資金流出したようだ。Mマート<4380>は14%安。ほかにもGNI<2160>、メドレック<4586>、フィルカンパニー<3267>、総医研<2385>など下落率が2ケタに達する銘柄が相次いだ。マネーフォワード
<3994>はストップ安水準で取引を終えた。主力株もSOSEI<4565>、PKSHA<3993>、サンバイオ<4592>、ミクシィ<2121>など軒並み軟調だった。一方、足元人気のイグニス
<3689>はプラスを確保した。業績観測が報じられ前週末ストップ高のテックポイント<6697>、株式分割実施を発表したラクス<3923>も堅調だった。また、オウチーノ<6084>は強い値動きが続き、マザーズ上昇率トップとなった。
 なお、SERIOHD<6567>は上場2日目の本日、公開価格の約2.3倍となる初値を付けた。ただ、初値形成後はストップ安水準まで売られた。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は大幅に3日続落、直近IPO銘柄など値を崩す、SERIOHDは初値2.3倍