本日のマザーズ市場は、米半導体株の上昇や円高一服によって底堅い地合いのなかで、小じっかりとした動きとなった。主力大型株の下値の堅さが意識されるなか、好業績銘柄や直近IPO銘柄へと物色が向かう場面が目立った。足元の上昇を受け、一時利益確定売りの動きもみられたものの、75日移動平均線が支持線として機能し、持ち直す格好となった。
一方で、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表を控えた様子見ムードは意識され、上値は限定的であった。なお、マザーズ指数は5日続伸、売買代金は概算で845.22億円。騰落数は、値上がり140銘柄、値下がり94銘柄、変わらず9銘柄となった。
 値上がり率上位には、直近IPO銘柄のマネーフォワード<3994>のほか、ジェイリース<7187>やソーシャルワイヤー<3929>が並んだ。ジェイリースは、東証1部への市場変更や増配が好感された。売買代金上位では、ジャパンインベストメントアドバイザー<7172>やグレイス<6541>のほか、じげん<3679>やメタップス<6172>が堅調。一方で、ドリコム<3793>やフィルカンパニー<3267>のほか、時価総額上銘柄であるそーせい<4565>やミクシィ<2121>はさえない格好に。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は5日続伸、直近IPOのマネーフォワードが急伸