本日のマザーズ市場では、為替の円高一服や日経平均の反発スタートにつれて押し目買いが先行した。ただ、積極的に上値を追う動きは乏しく、マザーズ指数は小高い水準でのもみ合いが続いた。前場には一時マイナスに転じる場面もあった。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で1068.19億円。騰落数は、値上がり126銘柄、値下がり115銘柄、変わらず3銘柄となった。
 個別では、バイオ株のブライトパス<4594>がマザーズ売買代金トップ。共同研究に関するリリースを受けて朝方大きく買われる場面があった。その他ではサインポスト<3996>、GNI<2160>、サイバーダイン<7779>などが上昇し、PKSHA<3993>は小幅高となった。業績上方修正のドリコム<3793>も買い優勢。ベネフィットJ<3934>は連日の大幅高でマザーズ上昇率トップとなり、TKP<3479>やリンクバル<6046>も急伸した。一方、SOSEI<4565>、サンバイオ<4592>、DMP<3652>などがさえない。ミクシィ<2121>も小安い。また、ナノキャリア<4571>は本日より信用規制が実施され、マザーズ下落率トップとなった。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は反発、上値追いの動き乏しく、TKPなどは急伸