本日のマザーズ市場では、CYBERDYNE<7779>が大幅続伸となって昨年8月以来の2000円を回復しており、指数をけん引する格好となった。米国時間12月17日に医療用HALがFDAより市販承認を取得したと発表。野村証券では、米国市場でのHAL治療が19.3期以降徐々に立ち上がり、中長期的に治療可能な病院数や患者数増加が加速すると見ており、目標株価を引き上げていた。
 その他、サインポスト<3996>が大幅反発となり、上昇率は13%を超えている。SCSK<9719>と流通小売業のレジ無人化に向けて協業すると発表。事業対象は「設置型AIレジ(ワンダーレジ)」「完全スルー型レジシステム(スーパーワンダーレジ)」としている。大手との連携による今後の展開に期待が先行している。その他、ユナイテッド<2497>、中村超硬<
6166>、ドリコム<3793>、そーせいグループ<4565>、SHIFT<3697>が堅調。
 一方で、DMP<3652>は反落。買い先行で最高値を更新した後は、次第に利益確定の売りに押される展開となった。その他、ジーニー<6562>、串カツ田中<3547>、ナレッジスイート<
3999>、JIA<7172>がさえない。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は続伸、CYBERDYNEをけん引役に年初来高値を窺う