本日のマザーズ市場では、朝方は日経平均が大幅続落スタートとなったことに連れて利益確定売りが先行した。ただ、マザーズ時価総額上位のSOSEI<4565>が急伸して指数を押し上げたほか、日経平均の上げ一服に伴い中小型株への押し目買いや材料株物色が活発となった。なお、マザーズ指数は4日続伸、売買代金は概算で1016.73億円。騰落数は、値上がり151銘柄、値下がり89銘柄、変わらず5銘柄となった。
 個別では、SOSEIやソレイジア<4597>、グレイス<6541>、GNI<2160>、串カツ田中<3547>などが上昇。SOSEIは決算とともに、国内におけるレビー小体型認知症治療薬のライセンス取得を発表している。また、フィルカンパニー<3267>が連日のストップ高となり、GTS<4584>やDMP<3652>もストップ高水準で本日の取引を終えた。第4四半期が営業黒字に転じたとみられているクラウドW<3900>は一時ストップ高を付けた。一方、ミクシィ<2121>が小安く、エナリス<6079>、UMN<4585>、MSコンサル<6555>、APLIX<3727>などが軟調。また、テモナ<3985>は今期の増益率鈍化見通しがマイナス視され、マザーズ下落率トップとなった。マザーズ売買代金トップのPKSHA<3993>は決算を受けて買いが先行したが、その後失速し終値では変わらずだった。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は4日続伸、SOSEIが指数けん引、フィルカンパニーなどストップ高