本日のマザーズ市場は、日経平均が大幅高となりバブル崩壊後の高値を更新するなか、相場全体の好地合いを追い風に買い優勢の展開となった。主力株に押し目買いが入ったほか、好決算銘柄に物色が向かい大きく値を飛ばした。なお、マザーズ指数は3日ぶり反発、売買代金は概算で691.43億円。騰落数は、値上がり104銘柄、値下がり124銘柄、変わらず17銘柄となった。
 個別では、PKSHA<3993>、MSコンサル<6555>、GNI<2160>、ミクシィ<2121>、ロコンド<3558>などが上昇。UMN<4585>は5日連続でストップ高。上期が黒字転換となったAMI<3773>や、今期に利益水準の急回復を見込むメドピア<6095>もストップ高まで買われた。また、上期が大幅な経常増益となったシグマクシス<6088>のほか、地盤ネットHD<6072>やアドベンチャー<6030>も10%超の大幅高となった。一方、売買代金トップのUNITED<2497>は5%超安。前日に続き出資先メルカリの上場延期観測報道が嫌気されたようだ。串カツ田中<3547>、サンバイオ<4592>、チェンジ<3962>などは小安い。また、前日ストップ高を付けたリボミック<4591>が本日は急反落し、マザーズ下落率トップとなった。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は3日ぶり反発、好地合いが追い風、AMIやメドピアはストップ高