本日のマザーズ市場では、小幅続伸でスタートした後は、一時前日終値を下回った。その後円高進行が一服すると、マザーズ銘柄へと買い戻しが入り、引けにかけてプラスに切り返した。しかし、米金融・経済シンポジウムでイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長らの講演を前に、積極的な売買は手控えられた。全般的に商いは低調で、一部のマザーズ時価総額上位銘柄が市場を下支えする格好に。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で712.13億円。騰落数は、値上がり110銘柄、値下がり118銘柄、変わらず9銘柄となった。
 マザーズ売買代金上位では、アカツキ<3932>、ミクシィ<2121>、FFRI<3692>などが買われた。一方で、インフォテリア<3853>やAiming<3911>、SOSEI<4565>などは売られた。値上り率上位では、米NVIDIA社とパートナー契約締結をしたアセンテック<3565>がストップ高比例配分となったほか、アークン<3927>やフィット<1436>などが大幅上昇となった。一方、値下り率上位には、直近IPO銘柄のFringe81<6550>のほか、ダブルスタンダード
<3925>やエディア<3935>などが並んだ。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は続伸、こう着感の強い動き、アセンテックがストップ高比例配分