本日のマザーズ市場では、前週末の下落に対する反発狙いの買いが先行した。しかし、北朝鮮情勢に対する警戒感から日経平均がマイナスに転じると、マザーズ市場でも買いは続かず軟調な展開となった。個別材料株の一角には物色が向かったが、資金の逃げ足の速さも目立った。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で817.71億円。騰落数は、値上がり84銘柄、値下がり149銘柄、変わらず7銘柄となった。
 個別では、マザーズ売買代金トップのインフォテリ<3853>が利益確定売りに押されたほか、アカツキ<3932>、SOSEI<4565>、サイバーS<3810>、中村超硬<6166>などが下落。また、ラクス<3923>やWASHハウス<6537>がマザーズ下落率上位に顔を出した。一方、新作ゲームの事前登録者数が順調な滑り出しを見せているAiming<3911>はストップ高まで買われた。東証1部への昇格期待や株主優待導入で買いを集めたビーロット<3452>はストップ高比例配分。株式分割の実施を発表したファイズ<9325>や新作ゲームを発表したエディア<3935>も大きく買われる場面があった。その他、アンジェス<4563>、アクセルマーク<3624>などが上昇し、GameWith<6552>やソレイジア<4597>の上げが目立った。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は続落、軟調地合いで買い続かず、Aimingはストップ高