本日のマザーズ市場では、北朝鮮情勢を巡る一部報道を受けて、日経平均の弱含みに連れて売りがかさむ場面があった。ただ、日経平均はその後プラスに切り返し、市場全体の落ち着きが安心感につながって材料株を中心に積極的な買いが向かった。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で1484.63億円。騰落数は、値上がり138銘柄、値下がり94銘柄、変わらず7銘柄となった。
 個別では、マザーズ売買代金トップのインフォテリ<3853>や、比較.com<2477>、Ubicom<3937>、マイネット<3928>がストップ高で本日の取引を終えた。インフォテリは参画するブロックチェーン推進協会がデジタルトークン「Zen」の発行開始を発表し、材料視された。比較.comは3日連続のストップ高となった。また、DMP<3652>やドリコム<3793>も10%超の大幅高。ドリコムはスマートフォンゲーム「みんゴル」の好調な出足が伝わっている。その他、ミクシィ<2121>、ASJ<2351>、アカツキ<3932>、GNI<2160>、GameWith<6552>などが上昇した。一方、アンジェス<4563>、サイバーS<3810>、PSS<7707>などが下落し、SOSEI<4565>は小幅安となった。前日まで買われていた直近IPO銘柄のツナグS<6551>も急反落。また、REMIX<3825>は利益確定売りが広がり、マザーズ下落率トップとなった。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は反発、市場の落ち着きが買い安心感に、インフォテリなどストップ高