本日のマザーズ市場では、これまでの株価上昇を受けた利益確定の動きが上値の重しとなった。一方、主力大型株のこう着感から中小型の材料株物色は引き続き活発で、マザーズ指数を押し上げた。なお、マザーズ指数は9日続伸し、連日で終値ベースの年初来高値を更新した。売買代金は概算で1261.70億円。騰落数は、値上がり127銘柄、値下がり102銘柄、変わらず9銘柄となった。
 個別では、イグニス<3689>やロックオン<3690>が急伸し、メディカルN<3645>は大幅続伸した。イグニスは子会社の提携先がサービス開始や資金調達などを発表し、刺激材料となった。Gオイスター<3224>やPSS<7707>は一時ストップ高。Gオイスターは業務提携を前提にアスラポート<3069>グループから資金を借入れると発表した。その他、UNITED<2497>、アカツキ<3932>、アスカネット<2438>、サイバーダイン<7779>などが上昇し、ミクシィ<2121>は小幅高となった。一方、インフォテリ<3853>、REMIX<3825>、SOSEI<4565>、ドリコム<3793>、ソレイジア<4597>などがさえない。また、ASJ<2351>、キャリア<6198>、エディア<3935>が急反落し、マザーズ下落率上位に顔を出した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は9日続伸、活発な材料株物色が支え、イグニスなど急伸