「アプリ削除=サービス解約」ではない


今回のケースの原因は、アプリを削除したことでオプションも解除されたと母親が勘違いしたことです。アプリを削除すれば、動画サービスは利用できなくなりますが、オプションサービスを解約したことにはなりません。

 

例えば、動画サービスを提供しているある大手通信会社では、退会を希望する場合は所定の方法で退会を申し出る必要があり、手続きが完了したあとの次回の更新日をもって退会が成立すると定めています。

 

このように、解約または退会手続きを経ない限り、オプションを外せないことが一般的です。各サービスの手続き方法については、加入しているオプションの規約を確認する必要があります。

 


月980円が半年間請求されたら返金される?


断言はできませんが、今回発生した6000円近い支払いについては、返金を受けるのは難しい可能性があります。前述の通り、規約に従って解約手続きをしていないためです。

 

ただし、契約している通信会社に事情を説明してみることはできます。お客様窓口やよくある質問などを活用し、「アプリを削除したことで解約されたと思った」と説明してみましょう。

 


サブスクの請求トラブルは少なくない


一定の料金を定期的に支払ってサービスを利用する、いわゆる「サブスクリプション(サブスク)」の請求トラブルに関する相談は、独立行政法人国民生活センターにも多数寄せられています。

 

トラブルとして多いケースは、無料期間・お試し期間に誘われてサービスを契約し、解約手続きをしなかったために自動で有料プランに移行してしまうケースです。相談事例には、解約を忘れていた、登録したメールアドレスが分からず解約できない、退会したと思っていたら課金が続いていたといったものがあります。

 

今回のケースではスマホの動画オプションですが、サブスクにはほかにも、音楽配信やレンタルサービス、専門家相談、学習教材などもあります。

 


確実に解約できたか確認する方法


不要な出費を避けるためには、オプションサービスの内容と無料・お試し期間の終了タイミング、解約・退会方法についてしっかり確認することが大切です。通信会社によって確認方法は異なりますが、おおむね次のステップで確認できます。




1.契約している通信会社のマイページにアクセスする

2.「契約内容の確認・変更」や「契約中のサービス・オプション」などのページを開く

3.該当するオプションサービスが「契約中」か「解約済み」かどうかをチェックする

4.「契約中」であれば解約・退会手続きをする



 

細かな確認方法が分からない場合は、通信会社の問い合わせページから、電話やチャット、メールなどで問い合わせるとよいかもしれません。

 


約6000円を返金してもらえるとは限らないが問い合わせは可能


今回のケースでは、アプリ削除によってオプションサービスの解約が行われたと勘違いしたことが原因で、約6000円の支払いが生じています。

 

状況から見るに、規約に従って解約手続きをしていないため、返金を受けるのは難しいかもしれません。ただし該当サービスを提供している通信会社に問い合わせて、事情を説明することはできます。

 

動画オプションや音楽オプションなど、サブスクに関連した請求トラブルは少なくありません。不要なオプションが契約中でないか、一度問い合わせてみましょう。

 


出典


独立行政法人国民生活センター 「解約したはず!」「契約してない!」と思い込んでいませんか? 予期せぬ“サブスク”の請求トラブルに注意!

 

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー


情報提供元: ファイナンシャルフィールド
記事名:「 機種変更で「1ヶ月無料」の動画オプションを付けた母。アプリを削除して解約したつもりが、半年間「月980円」を払い続けていたことが判明…。使っていない「約6000円」は返金してもらえるのでしょうか? 」