小学生の子どもが2人いて、習い事に月3万円ほどかかっています。子どもの習い事代は月いくらくらいが平均ですか?
小学生2人の習い事代と平均費用の比較
株式会社ベネッセコーポレーションが2024年2月に実施した「小学生の習い事調査」によると、小学生の習い事にかかる費用は、1人当たり月平均1万6676円でした。単純に2人分に換算すると月3万3352円となるため、子ども2人で月3万円という支出は、平均と比較して特別高い金額ではありません。
また、同調査では小学生の約70%が有料の習い事をしており、そのうち54.8%が2つ以上の習い事を掛け持ちしています。例えば、子ども1人が月8000円の水泳教室と月7000円の英会話教室に通う場合、2人分の月謝は合計3万円です。このように、複数の習い事に通わせる家庭では、月3万円程度の支出も珍しくないと考えられます。
ただし、平均額はあくまでも目安にすぎません。習い事の種類や回数、地域などによって費用は異なるため、平均額との比較だけでなく、家計に無理がないかどうかも考えることが大切です。
習い事代は学年が上がると増える可能性がある
小学生の習い事や学習塾などにかかる費用は、学年が上がるにつれて増える場合があります。文部科学省の「令和5年度 子供の学習費調査」によると、公立小学校に通う子どもの学校外活動費は、1年生で年間21万6850円、6年生では30万7345円でした。この学校外活動費には、習い事のほか、学習塾などの費用も含まれています。
こうした費用が高学年ほど増える背景には、学習塾や受験対策などの支出が増えることも関係していると考えられます。
例えば、2人分の習い事代が月3万円の家庭で、子どものうち1人が新たに月1万円の塾に通い始めた場合、支出は月4万円、年間48万円となります。さらに、もう1人も同じ金額の塾に通うと、月5万円、年間60万円まで増える計算です。
このように、子どもの成長に伴って教育費が増える可能性があるため、現在の費用だけでなく、進級や進学に伴う支出の増加も見据えておくことが大切です。
習い事代は家計に無理のない範囲で決めることが重要
習い事代の適切な金額は、家庭の収入や支出、貯蓄状況によって異なります。月3万円でも余裕を持って支払える家庭がある一方、生活費や貯蓄を圧迫してしまう家庭もあるでしょう。家計に無理のない範囲で習い事を続けるには、毎月の収入から生活費や必要な貯蓄額を差し引き、習い事に使える金額を把握することが大切です。
また、習い事には月謝以外にも入会金や教材費、発表会の参加費などがかかる場合があります。例えば、月謝が合計3万円でも、年間6万円の追加費用がかかる場合、年間支出は42万円に上ります。月平均に換算すると3万5000円となるため、こうした費用も含めて予算を考える必要があるでしょう。
なお、習い事代を抑える方法として、自治体のスポーツ教室などを利用することも挙げられます。習い事を選ぶ際は、子どもの希望を尊重しつつ、月謝や活動内容を比較することが大切です。
習い事代は平均額だけでなく将来の教育費も考えて決めよう
株式会社ベネッセコーポレーションの調査によると、小学生の習い事代は1人当たり月平均約1万7000円で、単純に2人分に換算すると約3万3000円となります。この結果を見ると、2人で月3万円という金額は、平均と比べて特別高いわけではありません。
ただし、今後は学習塾や進学などで教育費が増える可能性もあるため、現在の家計だけでなく、将来必要になるお金も考慮して、無理のない予算を設定することが大切です。また、習い事を選ぶ際は、子どもの興味や意欲を尊重しつつ、家計に負担をかけずに長く続けられるものを選びましょう。
出典
株式会社ベネッセコーポレーション 【2024年版】小学生に人気の習い事ランキング!平均費用や習っている数も紹介
文部科学省 令和5年度子供の学習費調査 調査結果の概要
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー