小学生・中学生・高校生の子どもがいます。最近いろいろ値上がりしているので、お小遣いを見直そうと思っています。今の物価だと、月いくらくらいが一般的なのでしょうか?
小学生・中学生・高校生のお小遣いの平均額はいくら?
金融経済教育推進機構(J-FLEC)が実施した「家計の金融行動に関する世論調査 2025年」によると、子どものお小遣いの月平均額は以下のとおりです。
・小学1・2年生:1974円
・小学3・4年生:2063円
・小学5・6年生:3047円
・中学生:4395円
・高校生:9113円
・大学生等:2万3228円
※平均額は一部の高額な回答の影響を受ける場合があります。
小学生では学年ごとに差があるものの、月2000~3000円程度となっています。一方、中学生は約4400円、高校生は約9100円と、進学に伴って金額が増える傾向が見られます。
中学生や高校生になると、友人との外出や飲食などにお金を使う機会が増えることも、金額が異なる理由の一つと考えられます。
ただし、お小遣いに含まれる費用は家庭によって異なります。例えば、交通費や文房具代などを保護者が別途負担している場合は、その分、お小遣いが少なくても足りるでしょう。そのため、平均額はあくまで目安とし、家庭ごとの負担範囲を踏まえて金額を決めることが大切です。
物価高に合わせてお小遣いも増やすべき?
物価が上昇すると、同じ金額のお小遣いでも購入できる商品が少なくなります。総務省統計局の消費者物価指数によると、2025年の物価は前年比3.2%上昇し、2026年9月も前年同月比2.1%の上昇となりました。
例えば、以前は100円で購入できたお菓子が120円に値上がりした場合、月1000円のお小遣いで購入できる個数は減ってしまいます。このように、物価高によって必要な金額が増えている場合は、お小遣いの見直しを検討してもよいでしょう。
ただし、値上がりによる影響は、子どものお小遣いの使い道によって異なります。そのため、物価上昇率に合わせて一律にお小遣いを増やすのではなく、実際に必要な金額を踏まえて判断することが大切です。
お小遣いを見直す際は使い道と家計の負担を確認しよう
お小遣いを増やすと家計の負担も大きくなるため、まずは現在の金額でどのような支出にいくら不足しているのかを確認しましょう。
例えば、中学生に月3000円を渡している家庭で、お菓子や友人との外出費用が値上がりし、毎月500円程度不足している場合は、3500円への増額が選択肢になります。一方、趣味の買い物が増えたことで不足しているのであれば、お金の使い方を見直すことも必要です。
また、文房具代や交通費などをお小遣いに含めるのか、保護者が別途負担するのかも明確にしておきましょう。そのうえで、家計に無理のない金額を設定し、必要に応じて数ヶ月後に再検討するのも一つの方法です。
さらに、お小遣い帳などで支出を記録する習慣をつければ、子ども自身が使い道を振り返ることができ、計画的にお金を使う力を身につけることにもつながります。
このように、お小遣いを見直す際は、子どもの使い道や必要な金額を把握し、家計とのバランスを考えながら家庭に合った金額を決めることが大切です。
お小遣いは平均額を参考に家庭に合った金額を決めよう
J-FLECの2025年調査によると、子どものお小遣いの月平均額は、小学生で約2000~3000円、中学生で約4400円、高校生で約9100円となっています。
物価高によって同じ金額で買えるものが減っているため、お小遣いの増額を検討する家庭もあるでしょう。ただし、必要な金額は子どもの年齢や使い道、保護者が負担する費用によって異なります。
そのため、平均額はあくまで目安とし、現在のお小遣いで何が不足しているのかを確認することが大切です。子どもと使い道について話し合い、家計に無理のない範囲で金額を見直しましょう。
出典
金融経済教育推進機構(J-FLEC) 家計の金融行動に関する世論調査 2025年 二人以上世帯 調査結果(単純集計データ)
総務省統計局 2020年基準 消費者物価指数 全国 2025年(令和7年)12月分及び2025年(令和7年)平均
総務省統計局 2025年基準 消費者物価指数 全国 2026年(令和8年)9月分
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー