9歳の息子が「1円玉貯金が100枚貯まった!」と、親子で“ゆうちょのATM”へ行ったら「手数料330円」にショック!“預入額の3倍”もかかるなら、地道に使うしかない? 無料で預け入れる方法とは
ゆうちょATMで硬貨100枚を預けると「330円」かかる
ゆうちょ銀行では、ATMで硬貨を預け入れる際、枚数に応じて「ATM硬貨預払料金」が発生します。料金は以下のとおりです。
・1~25枚:110円
・26~50枚:220円
・51~100枚:330円
つまり、1円玉100枚を預けようとすると、330円の料金がかかる計算です。せっかく100円貯めたのに、その3倍以上の料金が必要になることに驚く人もいるでしょう。
「100円入金して330円引かれる」わけではない
100枚入金した場合の手数料が330円なら、口座に100円が入金され、別途330円が引き落とされると思う人もいるでしょうが、そうではありません。
ゆうちょ銀行は、預入金額がATM硬貨預払料金以下になる場合、預け入れできないと案内しています。今回の場合、1円玉100枚で100円の預入金額ですが、この金額は手数料の330円を下回ります。そのため、口座に十分な残高があったとしても、1円玉100枚だけをATMに預けることはできません。
「1円玉100枚」はどうすればいい?
それでは、子どもが頑張って貯めた100円を、できるだけ無駄なく活用するにはどうすればよいのでしょうか。まず考えられるのは、親が100円玉1枚と交換してあげる方法です。
子どもから1円玉100枚を受け取り、代わりに100円玉を渡せば、子どもは貯金した100円をそのまま使ったり、保管したりできます。また、買い物の際に少しずつ使う方法もあります。ただし、同じ種類の硬貨を一度に大量に使う場合、店舗側に受け取りを断られる可能性があるため、注意しましょう。
もう1つの方法が、ゆうちょ銀行の貯金窓口で入金することです。ゆうちょ銀行では、ATMと窓口で硬貨の取扱料金が異なります。窓口で硬貨を預ける場合、100枚までは硬貨取扱料金が無料です。
そのため、1円玉100枚を窓口に持参し、通常貯金へ入金するなら、硬貨取扱料金をかけずに100円を預けられます。なお、101~500枚になると550円の料金が発生します。
窓口を利用する場合は、窓口の営業時間を事前に確認しておくと安心です。
「1円玉貯金」は子どもの金融教育にもつながる
今回のような出来事は、子どもがお金について学ぶきっかけにもなります。例えば、1円玉100枚と100円玉1枚は同じ価値でも、銀行へ預ける方法によって料金が異なることを説明できます。
また、100円を貯めるまでにかかった時間や努力を振り返り、お金を貯める大切さを話し合うのもよいでしょう。親が100円玉と交換してあげれば、子どもの達成感を損なわずに、硬貨の枚数と金額の違いも学べます。
まとめ
ゆうちょ銀行のATMで1円玉100枚を預ける場合、硬貨預払料金は330円です。しかし、預入金額100円が料金を下回るため、実際には預け入れできません。
一方、窓口なら硬貨100枚まで硬貨取扱料金が無料ですし、親が100円玉と交換してあげる方法もあります。子どもが頑張って貯めたお金だからこそ、余計な料金をかけずに活用できる方法を選びたいものです。
執筆者 : 三浦大幸
2級ファイナンシャルプランニング技能士/ITパスポート/日商簿記3級/第一種衛生管理者/証券外務員/英検2級など