新幹線“自由席”が満席で「東京-新大阪間」の2時間半立ちっぱなしに…後日友人に「車内でも850円払えば指定席に座れる」と聞きましたが、変更可能なんですか? 注意点も解説
新幹線の車内で自由席から指定席への変更は可能
前記のとおり、自由席に座れなかった場合などで、指定席への変更は可能です。指定席に変更したい旨を車掌に伝え、指定席に空きがあれば変更が認められ、席を確保できます。変更する際は差額分を支払う必要があり、東京-新大阪間ののぞみであれば850円(通常期)です。
そのため、「自由席に座る予定だったけれど、空いていなかった……」というときは、指定席への変更を活用しましょう。東京-新大阪間の場合、自由席が空いていなければ、約2時間半立ちっぱなしになってしまいます。指定席に変更できると知っておいたうえで、自由席を購入するのもよいでしょう。
みどりの窓口のほうが安い?
差額を支払えば指定席に変更できるため、みどりの窓口のほうが安いわけではありません。車内での変更の場合でも、みどりの窓口と同じ価格です。繁忙期を避けているため座れる可能性が高い、できる限り交通費を抑えて現地で楽しみたいなどの人は、自由席を購入するとよいでしょう。
乗ったあと、指定席に変更しても損はしません。そのため、時期や時間帯、家族の価値観によって自由席を購入して、万一座れなかったら車内で変更すると座れる可能性を上げられます。
車内で指定席に変更する際の注意点
新幹線の車内で自由席から指定席に変更する際は、次の点に注意する必要があります。
・指定席が空いていなければ座れない
・座席の指定はできない
・座席が確保されるとは限らない
・変更が認められない可能性もある
当然ですが、指定席が空いていなければ変更はできません。また、車内で変更した場合、指定席の空席に座れますが、その座席を指定した別の利用者が来たら、譲る必要があります。その際、トラブルになる可能性があるため、車掌が変更を認めないケースもあります。
新幹線の車内で自由席から指定席への変更は可能ですが、必ず座れるわけではありません。注意するポイントも抑えてから、自由席を購入しましょう。
確実に座りたいなら事前に指定席を買ったほうが無難
「確実に座りたい」「大阪まで立ちっぱなしは考えられない」という人は、事前に指定席を買ったほうがよいでしょう。自由席と指定席の差額の850円が高いか安いかは、人によって意見が分かれます。
東京-新大阪間ののぞみを家族4人(夫婦、中学生の子ども2人)で利用する場合、往復で6800円の差があるため、自由席を選ぶ人もいるでしょう。
一方、家族旅行は本来楽しむためのものとして、指定席を早めに予約し、当日「座れなかったらどうしよう」とならないようにするひともいるでしょう。なお、家族旅行の日程が早めに決まっているのであれば、割引が適用される商品もあるので、検討するのもいいでしょう。
まとめ
新幹線は、車内で自由席から指定席への変更ができます。指定席が空いている、車掌が認める必要があるなどが条件で、差額分の支払いが必要になりますが、自由席に座れなかったときの対策として利用可能です。
差額が高いか安いかは、家庭の価値観によって異なります。できる限り交通費を抑えて現地で楽しみたいと考える人は自由席にして、浮いたお金で観光やグルメを楽しむのも選択肢です。
執筆者 : 藤岡豊
2級ファイナンシャル・プランニング技能士