「24時間最大1500円」なら2日間で3000円とは限らない?


最大料金とは、決められた時間内であればそれ以上料金が加算されない上限額のことです。看板に大きく書かれた数字は、この上限額を示しています。

 

しかし、2日間停めたときの金額は看板の小さな注意書きによって変わります。精算額を左右する主なポイントは、次の3つです。

 


上限が2日目にも使えるかどうか


「繰り返し適用あり」と記載されていれば、最初の24時間が過ぎた後も、次の24時間に再び最大料金が適用されます。今回のケースなら、1日目が1500円、2日目も1500円で、2日間の合計は3000円です。

 

一方、「繰り返し適用なし」と記載されている場合、最大料金が使えるのは最初の24時間だけです。2日目は「1時間600円」などの通常料金が積み上がっていくため、3000円を大きく超えるおそれがあります。

 

例えば、通常料金が1時間600円なら、2日目の24時間分は「600円×24時間」で1万4400円です。1日目の1500円と合わせると1万5900円となり、想定していた3000円の5倍以上になります。看板に「繰り返し」の文字があるかどうかは、最初に確かめておきましょう。

 


曜日によって最大料金が異なる


駐車場によっては、平日と土日祝日で別々の料金表を用意していることがあります。週末にかかると、上限額そのものが上がる場合もあるでしょう。

 

仮に、平日の上限が24時間1500円、土日祝日の上限が24時間2000円で、どちらも繰り返し適用ありの駐車場があるとします。2日間停めた場合の上限額を、停める曜日別に整理すると次の通りです。






・月曜日から火曜日など、平日だけの2日間:3000円まで

・金曜日から土曜日にかけての2日間:3500円まで




週末をはさむだけで、同じ日数でも500円高くなる計算です。旅行や帰省で金曜日から停めるときは、土日祝日の欄も見ておきましょう。

 


上限の区切りが「入庫から」か「その日の24時」か


「24時間」と「24時」は1文字違いですが、上限が切り替わるタイミングはまったく異なります。

 

入庫から24時間が基準なら、何時に停めても、そこから丸1日は上限額で収まる仕組みです。一方、その日の24時が基準なら、夜に停めても日付が変わった時点で区切られ、翌日分の料金が新たに発生します。

 

例えば「当日24時まで最大1500円(繰り返し適用なし)、通常1時間500円」の駐車場に、火曜日の15時から水曜日の8時まで停めたとしましょう。火曜日の9時間分は上限の1500円で済みますが、水曜日の0時から8時までは通常料金となり、500円×8時間で4000円です。合計は5500円になります。

 

同じ17時間でも、入庫から24時間が基準の駐車場なら1500円で済むため、差額は4000円です。看板では、上限の区切りが「入庫から」なのか「当日」なのかも確かめておくとよいでしょう。

 


精算額が想定より高かったときに見直したいこと


精算機に思ったより高い金額が出たら、支払う前に一度、看板の注意書きを読み直してみてください。大きく書かれた上限額の下や横に、小さな文字で条件が添えられていることがあります。

 

支払った後に疑問が残る場合は、領収書に印字された入庫と出庫の時刻を手がかりに、自分で料金を計算し直してみると原因をつかみやすくなります。どうしても計算が合わないときは、看板に記載されている管理会社の連絡先へ問い合わせると確実です。

 

旅行や出張などで車を長く置く予定があるなら、停める前に看板をスマートフォンで撮影しておくのもひとつの手です。帰ってきてから条件を見返せるため、思わぬ請求に戸惑う事態を防ぎやすくなります。

 


駐車場の最大料金を確認する際は「繰り返し適用」「曜日」「区切りの時刻」に注意


最大料金が大きく書かれた駐車場でも、2日間停めた合計が3000円で収まるとは限りません。上限が初日しか使えなかったり、週末だけ高かったり、日付が変わった時点で区切られたりすることもあるためです。

 

駐車する前に、看板の大きな数字だけでなく、「繰り返し」「曜日」「区切りの時刻」の3点を確認しておくと、精算時に慌てずに済むでしょう。

 

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー


情報提供元: ファイナンシャルフィールド
記事名:「 「24時間最大1500円」の駐車場に2日間停めたところ、料金が「3000円」を超えていてビックリ! てっきりその金額で済むと思っていたのですが、最大料金は毎日適用されるわけではないのでしょうか? 」