海外でスマホを使う方法は主に3つある


海外旅行中にスマホでインターネットを利用する方法として、主に「海外ローミング」「海外用eSIM」「モバイルWi-Fiルーター」があります。

 

海外ローミングは、現在契約している携帯電話会社を通じて、渡航先の通信ネットワークを利用する仕組みです。普段のSIMをそのまま使えるため、設定や契約の手間を抑えられることが特徴です。

 

ただし、料金や利用条件は携帯電話会社によって異なります。海外利用が国内プランに含まれている場合もあれば、別途申し込みや追加料金が必要な場合もあります。

 

海外用eSIMは、スマホに通信契約の情報を追加して利用するサービスです。対応端末であれば物理的なSIMカードを差し替える必要がなく、渡航前に準備できます。

 

一方、モバイルWi-Fiルーターは、専用端末をレンタルしてインターネットに接続する方法です。複数人で回線を共有できるものの、端末の持ち運びや充電、返却などが必要になります。

 

なお、eSIMを利用する場合は、スマホがeSIMに対応しているか、SIMロックなどによる利用制限がないかを確認しましょう。

 


5日間の旅行なら通信料金の総額を比較する


海外向け通信サービスを比較する際は、1日当たりの料金だけでなく、旅行期間全体でいくらかかるかを確認することが重要です。

 

例えば、5日間の旅行で次の3つのサービスを利用すると仮定します。




・海外ローミング:1日980円

・海外用eSIM:5日間で2500円

・モバイルWi-Fi:1日700円



いずれも説明用の仮定の料金であり、実際の販売価格ではありません。

 

この条件で5日間利用すると、海外ローミングは4900円、eSIMは2500円、モバイルWi-Fiは3500円となります。

 

単純な通信料金ではeSIMが最も安くなりますが、必ずしもすべての旅行者に適しているとは限りません。

 

例えば、モバイルWi-Fiを家族2人で共有する場合、3500円を2人で負担すれば1人当たり1750円です。ただし、ルーターから離れると通信できないため、別行動が多い旅行には不向きな場合があります。

 

また、Wi-Fiルーターでは端末の受取・返却費用や補償オプションなどが追加される場合もあります。

 

海外ローミングについても、利用開始から24時間単位で料金が発生するサービスと、1日単位で料金が発生するサービスでは、同じ5日間でも請求額が異なる可能性があります。旅行の日程だけでなく、実際に通信を開始する時刻や課金単位まで確認しておくと安心です。

 


データ容量や通話料金も比較しておきたい


海外向け通信サービスは、料金だけでなく利用できるデータ容量にも違いがあります。

 

例えば、5日間で合計3GB使えるプランと、1日1GB使えるプランでは、総容量だけでなく使い方も異なります。地図検索やメッセージのやり取りが中心なら少ない容量でも足りる可能性がありますが、動画視聴や写真の大量アップロードを行う場合は、容量に余裕があるプランを検討したほうがよいでしょう。

 

「データ無制限」と表示されていても、一定量を超えると通信速度が制限されるサービスもあります。利用条件を確認することが大切です。

 

また、海外用eSIMの中にはデータ通信専用のものがあり、通常の電話番号を使った音声通話やSMSが含まれない場合があります。

 

海外ローミングでも、データ通信の定額料金とは別に、音声通話やSMSの料金が発生することがあります。特に海外での着信が有料となるケースには注意が必要です。現在の電話番号で連絡を受ける必要がある人は、通信料金だけでなく通話料金も比較しましょう。

 

さらに、海外用eSIMを利用するときは、元の回線で意図しないデータローミングが発生しないよう、端末の回線設定を確認することも重要です。

 


まとめ


5日間の海外旅行でスマホを利用する場合は、海外ローミング、海外用eSIM、モバイルWi-Fiなどの選択肢があります。

 

比較するときは、1日当たりの料金だけでなく、5日間の総額、データ容量、通話料金、追加費用を確認しましょう。現在の契約に海外利用が含まれている場合は、追加費用を抑えられる可能性もあります。

 

渡航先での利用条件やスマホの対応状況も確認し、自分の旅行スタイルに合った通信方法を選ぶことが大切です。

 

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー


情報提供元: ファイナンシャルフィールド
記事名:「 海外旅行で「5日間」スマホを使う予定です。海外用の通信サービスと、今の契約の海外利用では、料金のどこを比べればよいでしょうか? 」