背面が割れたiPhoneでも返却できる場合がある


端末購入プログラムとは、スマートフォンを分割払いで購入し、一定期間後に端末を返却することで、残りの機種代金の支払いが不要になる仕組みです。

 

ただし、返却時には端末の状態が確認されます。各キャリアの公式サイトでは、ガラスや本体のひび割れなどが、追加負担の対象となる例として挙げられています。そのため、背面ガラスが割れたiPhoneも、故障・破損として扱われる可能性があります。

 

故障した端末を返却する場合の負担額はプログラムによって異なりますが、補償サービスに入っていなければ、最大2万2000円~4万4000円程度の追加負担が発生する例があります。一方、補償に加入していれば、負担額が数千円程度まで下がるケースもあります。

 

つまり、「背面が割れた=修理してから返却」とは限りません。まずは契約しているプログラムの返却条件と、故障時の負担額を確認しましょう。

 


iPhone 16は修理せず返却したほうが安く済む可能性がある


iPhone 16の背面ガラスが割れたケースで、修理費と返却時の負担を比較してみましょう。

 

Appleの修理サービスの見積額では、iPhone 16の背面ガラスの損傷は2万7800円です(2026年10月時点)。仮に故障した端末を返却する際の追加負担が2万2000円なら、そのまま返却するほうが5800円安くなります。

 

さらに補償サービスが適用され、返却時の負担額が数千円程度になれば、修理しないほうが負担を大幅に抑えられる可能性があります。

 

ただし、どのような状態でも追加料金だけで返却できるわけではありません。例えば、電源が入らない、本体が大きく変形している、改造されているなど、状態によっては特典を利用できない場合があります。

 

背面ガラス以外にも大きな破損がある場合は、自己判断で修理する前に、返却できる状態か確認しておくことが大切です。

 


修理する前に補償の有無と返却条件を確認しよう


背面ガラスが割れたら、すぐ修理を依頼するのではなく、まず補償サービスへの加入状況を確認しましょう。

 

前述した通り、補償に加入していると、故障した端末をそのまま返却する場合の負担額が安くなることがあります。そのため、修理を依頼する前に補償の有無と返却時の負担額を確認し、修理費と比較することが大切です。

 

また、修理してから返却する場合は、修理方法にも注意が必要です。プログラムによっては、改造された端末などが特典の対象外になる場合があります。

 

費用を抑えるために非正規店で修理した結果、返却時の査定に影響する可能性も考えられます。

 

「安い修理店で直せば得」と単純に判断せず、修理するなら返却条件を確認したうえで、メーカーの正規修理サービスなど、査定上の問題が起こりにくい方法を検討しましょう。

 


まとめ


iPhone 16の背面ガラスだけが割れたケースでは、Appleで2万7800円を払って修理するより、そのまま返却したほうが負担を抑えられる可能性があります。

 

例えば、故障時の追加負担が2万2000円なら、修理しないほうが5800円安くなります。補償が適用されれば、さらに負担を抑えられるケースもあるでしょう。

 

ただし、実際の負担額や返却条件は、利用しているプログラムや契約時期、補償の有無、端末の状態によって異なります。

 

返却予定のiPhoneを壊してしまっても、焦って修理する必要はありません。まずは「壊れたまま返却した場合の負担額」と「修理費」を確認して比較しましょう。そのうえで費用を抑えられる方法を選べば、家計への負担を軽減できます。

 


出典


Apple Inc. AppleによるiPhoneのサービスと修理

 

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー


情報提供元: ファイナンシャルフィールド
記事名:「 「端末購入プログラム」で返却予定のiPhoneを、子どもが落として背面破損…。壊れたまま返すのと修理してから返すのでは、どちらが負担を抑えられるのでしょうか? 」