「実質2万円」のiPhone 17は基本的に約2年後の返却が前提


端末購入プログラムは、端末代を分割で支払い、決められた時期にスマートフォンを返却すると、その後の支払いが不要になる仕組みです。

 

さらに、他社から電話番号を変えずに乗り換える「MNP」などの割引を組み合わせることで、iPhone 17(256GB)の約2年間の実質負担額が2万円台になるケースがあります。

 

ここで注意したいのは、「実質2万円」と「2万円で購入できる」は意味が違うという点です。端末購入プログラムでは、所定の時期に端末を返すことが前提です。返却しなければ、免除される予定だった端末代の支払いが必要になります。

 

また、端末の状態によっては追加費用がかかる場合もあります。画面割れなどがあると、返却時に追加負担が発生する可能性があるため、利用中は端末を丁寧に扱う必要があります。

 

そのため、「2万円」という金額だけを見て、一括購入よりお得だと判断しないことが大切です。

 


5年使っても一括購入のほうが安いとは限らない


では、iPhone 17を長く使えば、一括購入のほうがお得になるのでしょうか。Apple公式サイトで15万9800円のiPhone 17を購入し、5年間使った場合、端末代を単純に5年で割ると1年あたり3万1960円です。

 

一方、約2年ごとに実質2万円台で新しい端末へ交換できる状況が続けば、5年間の支払額は一括購入より少なくなる可能性があります。そのため、「長く使えば一括購入のほうが必ず安い」とはいえません。

 

ただし、現在と同じ割引や返却条件が数年後も続くとは限りません。MNPなどの割引には条件もあり、誰でも毎回同じ金額で利用できるとは限らない点にも注意が必要です。

 

長期的な負担を比べるなら、現在の「16万円対2万円」だけではなく、何年間使うのか、今後何回買い替える予定なのかまで考えましょう。

 


一括購入なら返却期限を気にせずに使える


一括購入のメリットは、購入したiPhoneが自分のものになることです。

 

2年程度で返却する必要はないため、3年、4年、5年と端末の状態に問題がなければ使い続けられます。返却期限に合わせて買い替えたくない人には、一括購入が向いているでしょう。

 

さらに、新しいiPhoneへ買い替える際には、それまで使っていた端末を売却したり、下取りに出したりできます。

 

例えば、約16万円で購入したiPhoneを長く使った後に数万円で売却できれば、その分だけ実質的な負担を減らせます。ただし、中古価格は機種や端末の状態、市場の需要などによって変わるため、将来いくらで売れるかは分かりません。

 

金額だけではなく、「好きな期間使える」「自分のタイミングで売却できる」という自由度も、一括購入のメリットといえます。

 


iPhone 17を長く使うなら価格だけでなく「所有するメリット」も考えよう


iPhone 17を約16万円で一括購入したからといって、「もったいない買い方をした」とは一概にいえません。

 

2年程度で新しい機種へ交換したい人なら、端末購入プログラムのほうが支出を抑えられる可能性があります。一方、返却を気にせず3~5年以上使いたい人や、買い替え時に自分で売却したい人には、一括購入が向いています。

 

大切なのは購入時の負担額だけで判断しないことです。「何年間使うのか」「最後に端末が手元に残るのか」「売却や下取りができるのか」まで含めて比較しましょう。

 

最初からiPhone 17を長く使うつもりで一括購入したのであれば、返却期限に縛られず、自分のタイミングで買い替えられるメリットがあります。

 

自分の使い方に合っているのであれば、約16万円での一括購入も十分合理的な選択といえるでしょう。

 

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー


情報提供元: ファイナンシャルフィールド
記事名:「 「約16万円」のiPhone 17を一括購入した私。友人から「返却プログラムなら実質2万円なのにもったいない」と言われましたが、長く使うなら一括購入のほうが得ですよね? 」