コインパーキング「1日最大600円」に3日駐車し“合計1800円”のつもりが…まさかの「1万2000円」の請求にショック! 計算は「最大料金×日数」じゃない!? 高額になる理由とは
なぜ最大料金×日数が料金にならなかった?
国民生活センターが紹介している相談事例では、相談者は「1日最大600円」と表示されたコインパーキングに3日間駐車しました。相談者は「1日最大600円なら、3日間で1800円」と考えていましたが、実際に請求された料金は約1万2000円でした。
駐車場の事業者に問い合わせたところ、最大料金の適用は1回限りで、それ以降は時間制で料金が加算される仕組みであり、看板に小さな文字で条件が記載されていたとのことです。
このケースのように、「1日最大○○円」と表示されていても、必ずしも最大料金が1日ごとに繰り返し適用されるとは限りません。最大料金が1回限りであれば、その後は通常の時間料金が加算され、長期間駐車するほど想定していた料金との差が大きくなる可能性があります。
コインパーキングを利用するときは、「1日限り」「1回限り」など、最大料金の適用回数に上限がないか確認するよう注意しましょう。
ほかにも注意すべきポイントはある?
コインパーキングの最大料金には、適用回数のほかにも、さまざまな条件が設定されている場合があります。国民生活センターには、駐車スペースや入庫時間によって最大料金の適用条件が異なる事例や、年末年始に特別料金が設定される事例なども寄せられています。
コインパーキングを数日間利用するときは、表示されている最大金額だけで判断せず、最大料金が適用される条件まで確認することが重要です。
では、最大料金の適用条件を見落とし、想定以上の料金になった場合、「知らなかった」として支払いを拒否できるのでしょうか。国民生活センターによると、想定より高額な料金になった場合でも、基本的には看板などに提示されている条件に従うことになります。
ただし、最大料金を大きく表示し、適用条件を小さく表示するなど、利用前に条件を認識しにくい表示は、景品表示法上の「有利誤認表示」に該当する可能性があります。料金表示や請求額に疑問がある場合は、看板の写真や領収証を保管したうえで、運営会社や消費生活センターに相談するとよいでしょう。
コインパーキングの最大料金は適用条件を確認しよう
コインパーキングでは、「1日最大600円」と表示されていても、最大料金が毎日繰り返し適用されるとは限らず、適用終了後は通常の時間料金が加算される場合があります。数日間にわたって利用する場合は、表示された最大料金の金額だけで判断せず、適用回数や曜日、時間帯などの条件まで確認してから利用しましょう。
執筆者 : 東雲悠太
FP2級、日商簿記3級、管理栄養士