城はなぜ減り、なぜ残ったのか 日本名城検定が「一国一城令から文化財へ」城の歩みを5つの転機で公開
Dream News 2026年10月21日 14:30:00
日本の名城と城郭の知識を問うWEB検定「日本名城検定」(https://meijyou-kentei.jp/ )を運営する一般社団法人 日本総合検定資格センターは、文化の秋に合わせて、日本の城がたどってきた歴史を公式テキストの内容からまとめ、公開します。
■背景 ― いま見られる城は、「残った」城です
日本には、かつて数多くの城がありました。いま私たちが訪れることのできる城は、その中で取り壊しを免れ、あるいは復元されたものです。
城はいつ増え、なぜ減り、どうして残ったのか。この流れを知っておくと、目の前の城が「残っていること」そのものの重みが見えてきます。日本名城検定の公式テキストから、5つの転機を紹介します。
■城の歩み 5つの転機
1. 戦国時代 ― 城がもっとも発展した時代
15世紀末から16世紀末は、日本の城の歴史でもっとも重要な発展期です。各地の大名が勢力を広げて戦を繰り返し、守りの固い城が数多く築かれました。堀や石垣が強化され、本丸・二の丸・三の丸といった区画がはっきりしていきます。城下町もこの時代に形づくられました。
2. 江戸時代 ― 一国一城令で数が絞られる
社会が安定すると、「一国一城令」と「武家諸法度」によって、城の新築は禁じられ、修理も許可制になりました。城は守りの拠点から、政治・経済の中心へと役割を変えていきます。
3. 明治時代 ― 廃城令
1873年(明治6年)、通称「廃城令」が出されます。これにより、全国の多くの城が取り壊されるか、放置されることになりました。軍用地として残った城も、老朽化によって取り壊しの危機を迎えます。
4. 残そうとした人たちがいた
そうした中で、城を文化財として残そうと考える人たちが現れます。これによって、姫路城(兵庫県)、名古屋城(愛知県)、彦根城(滋賀県)、松本城(長野県)、松江城(島根県)などが取り壊しを免れました。
5. 昭和 ― 城が「国宝」に
1929年(昭和4年)に国宝保存法が公布された当初、国宝に指定された城は一つもありませんでした。翌1930年(昭和5年)に名古屋城が、1931年(昭和6年)には姫路城などが指定されます。
なお、この時代の「国宝」は、現在の文化財保護法(1950年施行)でいう「重要文化財」にあたります。混同を避けるため、「旧国宝」「新国宝」と呼び分けられることがあります。
■城は「軍事施設」から始まった
そもそも「城」とは、敵を防ぐための軍事施設を指します。天守を思い浮かべる方が多いのですが、本来は守りの拠点であった場所そのものが城です。戦国時代以降、城は政治・経済の中心となり、武将の権力や財力の象徴としての役割も持つようになりました。
■事務局コメント
「いま残っている城は、偶然残ったのではなく、残そうとした人がいたから残っています。城を訪れたときは、建物の美しさとあわせて、その城がどんな経緯で今日まで伝わってきたのかにも思いをはせていただければ幸いです」(日本名城検定 運営事務局)
■日本名城検定について
建造物だけでなく遺構や跡地も含めて城と捉え、日本を東日本・中日本・西日本の3つのエリアに分けて厳選した計100城と、城の構造や歴史などの基礎知識を学べるWEB検定です。城めぐりや歴史が好きな方から、観光ガイド・教育・地域振興など城に関わる仕事をしている方まで受検いただいています。
【検定概要】
名称:日本名城検定
次回試験日:2026年10月25日(日)
申込期間:2026年10月23日(金)まで
受検方法:WEB受検(パソコン・タブレット・スマートフォン)
受検区分:ベーシック(東日本・中日本・西日本)/プロフェッショナルマスター
受検資格:ベーシックはどなたでも受検可能(併願可)。プロフェッショナルマスターはベーシック3つすべての合格者が対象
出題形式:多肢選択式・40問
合格基準:ベーシックは正答率75%以上、プロフェッショナルマスターは85%以上(難易度により調整する場合があります)
結果通知:検定日より約60日後にメールで通知(合格者には合格証カード・合格証書を郵送)
支払方法:クレジットカード・銀行振込
【受検料】
ベーシック 東日本:8,600円
ベーシック 中日本:8,600円
ベーシック 西日本:8,600円
プロフェッショナルマスター:12,800円
【公式テキスト】
2,900円(送料込み・郵送)
【公式サイト】
https://meijyou-kentei.jp/
※本リリースの内容を引用いただく際は「日本名城検定調べ」と明記のうえ、公式サイトへのリンクをお願いします。
■一般社団法人 日本総合検定資格センターについて
「学ぶことで、好きがもっと好きになる」を理念に、趣味・実益の検定を企画・運営する検定機関です。日本名城検定のほか、以下の検定を運営しています。
・洗車検定(https://sensha-kentei.jp/)
・温泉旅行検定(https://onsen-kentei.jp/)
・御朱印検定(https://kentei-center.or.jp/goshuin/)
・オフィスワーク検定(https://kentei-center.or.jp/office/)
・自動車士(https://kentei-center.or.jp/jidosha/)
【法人概要】
法人名:一般社団法人 日本総合検定資格センター
所在地:〒813-0034 福岡県福岡市東区多の津3-14-6
サイト:https://kentei-center.or.jp/
お問い合わせ:https://meijyou-kentei.jp/contact/
【画像 https://www.dreamnews.jp/press/364661/images/bodyimage2】
配信元企業:一般社団法人 日本総合検定資格センター
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