AIが利用者と直接対話し、測定・トレーニングを進行
介護施設向け「REAXION VOICE」のPoCを開始

介護職員が担ってきた「説明・進行・声かけ」のAI化を検証
「話すAI」から、「一緒に進めるAI」へ。2026年9月の正式リリースを予定

株式会社スマートスタート(本社:東京都千代田区、代表取締役:奥島康志、以下「当社」)は、介護職員が担ってきた測定・トレーニングの説明、進行、声かけをAIが担い、利用者がAIとの対話を通じて測定・トレーニングを進められる新プロダクト「REAXION VOICE」の実用化に向け、神奈川県横浜市の「半日型デイサービス BALENA」でPoC(概念実証)を開始しました。
当社が提供する「REAXION」は、複数の光デバイスとタブレットを使い、光への反応を通じて利用者の認知機能・運動機能を測定し、その結果に応じたトレーニングにつなげるシステムです。
「REAXION VOICE」では、REAXIONに音声対話AIを組み合わせます。AIが利用者の体調や理解度、実施状況を確認しながら、課題の説明、開始、進行、声かけ、終了案内までを一連で支援します。
スタッフが常に進行役として付き添わなくても、利用者自身がAIとの対話を通じて測定・トレーニングに取り組める運用を目指します。これまでスタッフが担ってきた定型的な説明や進行をAIが担うことで、スタッフが利用者の状態観察や個別対応、専門的な判断に集中できる環境をつくり、限られた人員でも認知機能の維持を目的とした活動や介護予防プログラムを継続的に提供できる体制の実現を目指します。
「REAXION VOICE」は、2026年9月の正式リリースを予定しています。


PoC(概念実証)の概要
今回のPoCでは、利用者がAIとの対話を通じて測定・トレーニングを進められるかを確認するとともに、介護職員の説明・進行業務をどの程度軽減できるかを検証します。
・実施場所:半日型デイサービスBALENA(神奈川県横浜市)
・実施施設の特徴:理学療法士・管理栄養士・看護師が常駐し、保険内サービスから実費サービスまでをワンストップで提供する総合リハビリ施設
・実施内容:REAXIONによる認知機能・運動機能の測定、測定結果に応じたトレーニング、AIによる音声説明・進行・声かけ
・主な検証項目:操作性、安全性、利用者の受容性、スタッフの説明・進行時間、付き添い時間、追加説明の回数、自立完遂率など
・施設Webサイト: https://studio-balena.com/portfolio-item/1862/


開発の背景
介護現場では、人手不足や業務負担が課題となる中、利用者一人ひとりに合わせた介護予防、リハビリテーション、認知機能の維持を目的とした活動を継続的に提供するために、スタッフの負担を抑えながら運用できる仕組みが求められています。
測定やトレーニングを行う際には、スタッフによる説明、機器操作の補助、進行、声かけ、結果の記録など、多くの対応が必要です。また、支援内容が担当者の経験やスキルに左右されやすく、施設や担当者によって実施品質に差が生じることも課題となっています。
当社は、こうした定型的な業務をAIが担うことで、スタッフが利用者の状態観察や個別対応、専門的な判断に集中できる環境をつくりたいと考えています。


AIが利用者と対話しながら測定・トレーニングを進行
REAXION VOICEで採用するエージェンティックAIは、質問に回答するだけでなく、目的に応じて必要な行動を判断し、複数の工程を進めるAIです。
「REAXION VOICE」では、決められた音声を一方的に再生するのではなく、利用者との対話や実施状況を踏まえて、次に必要な説明や声かけを判断します。現在、以下の機能を段階的に開発・検証しています。
・音声による測定・トレーニングの説明
・対話による体調や実施意欲の確認
・理解度に応じた再説明や説明内容の変更
・測定・トレーニングの開始、進行、終了案内
・実施状況に応じた励ましや声かけ
・測定結果に応じたトレーニングの提案
・実施結果や利用状況の記録
・スタッフが確認すべき情報の整理
これにより、スタッフが常に進行役として付き添わなくても、利用者がAIとの対話を通じて測定やトレーニングを進められる環境を目指します。


従来の運用と「REAXION VOICE」の違い

・説明:(従来版)スタッフが課題ごとに説明 →(RV版)AIが音声で説明し、必要に応じて再説明
・進行:(従来版)スタッフが開始・終了や次の課題を案内→(RV版)AIが一連の進行を支援
・声かけ:(従来版)スタッフが実施状況を見ながら対応→(RV版)AIが反応に応じて励ましや案内を実施
・スタッフの役割:(従来版)操作補助と進行に時間を要する→(RV版)状態観察、個別対応、専門的判断に集中


AIが人間の能力に働きかける
「REAXION VOICE」が目指すのは、単なる音声操作や業務効率化ではありません。
AIが利用者との対話やREAXIONの測定結果、実施状況などをもとに、その人に合った説明や声かけ、難易度、トレーニング内容を提案・調整できる仕組みを目指しています。利用者の反応に応じて内容を変化させることで、一人ひとりに合わせた継続的な測定・トレーニングの実施を支援します。


今後の予定
現在実施中のPoCにおいて、操作性、安全性、利用者の受容性、スタッフの説明・進行時間や付き添い時間の削減効果などを検証しています。今後は、PoCで得られた知見を正式版の機能や運用設計に反映します。
2026年9月には、正式版の機能、提供方法、対象施設、PoCの検証結果、今後の展開について発表する予定です。将来的には、認知機能の維持を目的としたプログラムの設計から継続支援までを一気通貫で支援し、自治体、医療・リハビリテーション施設、地域の通いの場、自宅への展開も目指します。


REAXIONについて
REAXIONは、複数の光デバイスとタブレットを使用し、光への反応を通じて認知機能と運動機能を短時間で測定・トレーニングするシステムです。
反応速度、注意機能、判断力、正確性、記憶機能などを複数の課題から可視化し、測定結果に応じたトレーニングにつなげます。


株式会社スマートスタートについて
会社名:株式会社スマートスタート
代表者:代表取締役 奥島康志
所在地:東京都千代田区
事業内容:認知機能・運動機能の測定およびトレーニングシステム「REAXION」の企画・開発・提供
Webサイト:https://smasta.co.jp/

本件に関するお問い合わせ
株式会社スマートスタート
REAXION事業部 濱田倫崇
E-mail:sales@smasta.co.jp
Webサイト:https://smasta.co.jp/contact/





配信元企業:株式会社スマートスタート
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情報提供元: Dream News
記事名:「 AIが利用者と直接対話し、測定・トレーニングを進行 介護施設向け「REAXION VOICE」のPoCを開始