総合食肉業の株式会社大商金山牧場(本社:山形県東田川郡庄内町、代表取締役社長:小野木 重弥)は、2025年7月14日(月)に開催された「食料システムサステナビリティ課題解決プラットフォーム(食サス)」のオープニングイベントにて、サステナビリティ課題の対応について当社代表取締役社長の小野木が講演し、他講演者とのパネルディスカッションを行いました。



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講演を行う小野木


■山形県内の民間企業で初の豚糞と食品廃棄物を活用した“循環型バイオガス発電”などの取り組みを紹介
 農林水産省は、環境・人権・栄養を中心としたサステナビリティ課題を深堀り、個社のみではできない連携した課題解決を実現していくため、令和7年度より「食料システムサステナビリティ課題解決プラットフォーム」を設立。

 そのオープニングイベントが2025年7月14日(月)に開催されました。(参加人数:会場約130名、web約170名)
この度当社が今年2月、第46回食品産業優良企業等表彰の食品産業部門「農林水産大臣賞」を受賞したことを受け、当イベントにてサステナビリティ課題の対応について当社小野木が講演を行いました。

 講演では、山形県内の民間企業では初となる、豚糞と食品廃棄物を活用した“循環型バイオガス発電”事業、堆肥等を地元農家に還元、循環型農業を通した地域への貢献、再生可能エネルギーの活用等の取り組みを発表の後、サステナビリティ課題の解決についての議論を交わしました。
 パネルディスカッションにて小野木は、「中小企業だからできる地域に根差した取り組みを行っていきたい」と表明をした他、「知識の共有ができる連携した仕組みが中小企業にも行き届いてほしい」と食料システムサステナビリティ課題解決プラットフォームに対する期待を述べました。

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パネルディスカッションの様子


■再エネ100%で育てたブランド豚「米の娘(こ)ぶた(R)」
 当社ブランド豚「米の娘ぶた(R)」を育てている「米の娘ファーム」は、バイオガス発電の他に、社屋に設置した太陽光発電と、自社工場のある庄内町に新設した風力発電を活用して、再生可能エネルギー100%で運用するほか、2025年7月より当社の全事業所でも再生可能エネルギー由来電力100%稼働を実現いたしました。

 また当社は、畜産業と農業を核とした“循環型農業”の確立を目指しています。豚糞を活用した堆肥、バイオガス発電の他、地元金山町の特産物であるニラと「米の娘ぶた」を使用した「米の娘餃子」を開発。餃子工場を新設して餃子を製造し、当社の販路を活かして販売することで、地元特産品の消費促進と認知拡大、雇用促進を図り、地元に貢献しています。
2022年から開始した新たな取り組みとして、パン工場などから出たパンくず(食品残さ)を「米の娘ぶた(R)」の飼料に混ぜて与える、食品ロスの活用も進めています。

 当社は、食肉の生産から、加工・販売までおこなう山形県の総合食肉会社として、これからも真の安全・安心を提供するため「FSSC22000」、「ISO22000」を認証取得したミートセンター、「農場HACCP認証」、「JGAP認証」農場である米の娘ファームを活用し、ブランド豚「米の娘ぶた(R)」を中心にした“循環型農業”の実現を目指し、東北・山形県から“元氣のみなもと”を発信していきます。

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当社が目指す循環型農業のイメージ


【会社概要】
社名 :株式会社大商金山牧場(たいしょうかねやまぼくじょう)
代表 :代表取締役社長 小野木 重弥
本社所在地 :山形県東田川郡庄内町家根合字中荒田21-2
TEL :0234-43-8629
URL :https://www.taisho-meat.co.jp/index.html
設立 :1979 年(昭和 54 年)7 月
資本金 :10,000 万円
事業内容 :豚・生産飼育業務、豚肉脱骨・整形及び部分肉製造業務、業務用食肉アウトパック業務、食
肉・加工食品卸売業務、生鮮食品・米穀の販売、食肉加工品製造販売・飲食販売業バイオガス発電事業

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米の娘(こ)ファーム



配信元企業:株式会社大商金山牧場
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情報提供元: Dream News
記事名:「 豚糞と食品廃棄物を活用した“循環型バイオガス発電” 「食サス」オープニングイベントにて講演 サステナビリティ課題解決について討論  7 月14 日イベント出席