業務効率化、カスタマーエクスペリエンスの向上、収益の拡大に向け、カスタムAIエージェントの開発を支援

(ボストン発、2025年7月15日発表) - AIを活用したローコード開発プラットフォームのリーダーである OutSystems(本社:ポルトガル・リスボン、CEO:Woodson Martin)は本日、「OutSystems Agent Workbench」の早期アクセスプログラムを発表しました。Agent Workbenchを活用することで、エンタープライズレベルのセキュリティと制御性により、あらゆるユースケース、部門、ワークフロー、データに対応したインテリジェントなエージェントの作成とオーケストレーションが可能になります。OutSystemsの定評あるプラットフォームで提供されるAgent Workbenchは、実践的なリーダーが取り組む迅速なイノベーションと、人間とAIのコラボレーションの調整をこれまで以上に促進します。

OutSystemsのCEOであるWoodson Martinは、次のように述べています。「AIやエージェント型システムに大きな期待が寄せられている一方、際限のないパイロットプロジェクトやガバナンスを欠いたツールの乱立により、ビジネスでの活用が進んでいないのが現状です。レガシーシステムやデータのサイロ化、AIツールの分断化、複雑なAI開発サイクルなども進展を遅らせる原因となっています。当社がAgent Workbenchを開発したのは、ただの実験にとどまらず、本当の意味でビジネスを推進するカスタムエージェントの可能性を最大化するためです」

エンタープライズレベルのエージェントの作成と拡張に必要なあらゆる機能を備えたOutSystems Agent Workbenchは、既存のビジネスアプリケーション、ワークフロー、ツールに変革をもたらし、推論、計画、実行能力を持つインテリジェントなエージェント型システムの実現を後押しします。

ITチームは、既存のワークフローの中断やコアシステムの再設計を強いられることなく、エージェント型AIを全社的に業務に組み込むことで、導入と価値創出までの時間を短縮することができます。カスタムAIモデルへの接続から、組織全体のアプリケーションとデータに対応するエージェントの作成やオーケストレーションに至るまで、Agent WorkbenchによってAIが組織のイノベーションの原動力となります。Agent Workbenchは、あらゆる規模の組織に次のようなメリットをもたらします。
https://www.outsystems.com/ai/what-is-agentic-ai/

● 全社的に活用できるAIエージェントの構築・拡張:リアルタイムの目標解釈、オプション評価、意思決定が可能なAIエージェントを、組織全体で簡単かつ安全に構築・展開できます。また、単一のプラットフォームで乱立するツールの制御も行います。
● AIモデルやベンダーとのシームレスな連携:カスタムAIモデルやAzure OpenAIやAWS Bedrockといった主要なサードパーティベンダーとシームレスに連携することで、AI・データアクセス管理の一元化、コストの削減、マルチベンダーの利用が可能になります。
● 統合されたデータファブリックによるAIエージェントの基盤構築:OutSystems 11の既存データやアクション、リレーショナルデータベース、データレイク、Amazon KendraやAzure AI Searchといったナレッジ検索システムのほか、過去のインタラクションに関するエージェントの記憶など、組織の多様なデータソースに接続する統合データファブリックでAIエージェントの基盤を構築します。これにより、ワークフロー全体にわたってコンテキストに即した正確な応答を提供します。
● マルチエージェントワークフローのオーケストレーション:エージェントがすべてのエンタープライズシステムを把握したうえでリアルタイムのコンテキスト、推論、意思決定に基づいてプロセスフローを動的に調整し、並列的、逐次的、階層的かを問わず、複雑なタスクに対処することができます。また、共同作業によるタスク実行、エスカレーション処理、必要に応じた人的介入が可能になります。
● エージェントの全社的なパフォーマンス監視:リアルタイムのロギング、エラーの追跡、組み込みのガードレールを活用してエージェントのパフォーマンスを全社的に監視し、透明性と信頼性の高い意思決定を実現します。AIエージェントの動作をあらゆる段階で完全に可視化することで、監査、行動のトラブルシューティング、ハルシネーションの防止を支援し、優れた説明可能性と制御性によって信頼を構築します。

OutSystems Agent Workbenchの早期アクセスプログラムは、こちらからお申し込みいただけます。
https://www.outsystems.com/low-code-platform/agentic-ai-workbench/eap-agent-workbench/

OutSystems Agent Workbenchは、年内の一般提供開始を予定しています。詳細はこちらをご覧ください。
https://www.outsystems.com/low-code-platform/agentic-ai-workbench/

OutSystemsジャパン株式会社について
OutSystemsは、AIを活用したローコード開発プラットフォームのリーダーとして、ビジネスの中核を担うソフトウェアの構築にあたり、ITリーダーに優れたソリューションを提供します。OutSystemsのプラットフォームは、ソフトウェアのライフサイクル全体を統合・自動化することで、ミッションクリティカルなアプリケーションの開発、デプロイ、保守を支援します。また、生成AIの活用により、ソフトウェアを迅速に開発し、要件の変更に即座に適応することができるほか、将来を見据えたプラットフォーム上で開発を進めることで技術的負債を削減します。OutSystemsは、主要な戦略的イニシアチブにおいて顧客のビジネス目標の達成を支援し、従来の開発と比較して最大10倍のスピードでソフトウェアの本番稼働を可能にします。OutSystemsは世界中のアナリストやITエグゼクティブ、ビジネスリーダー、開発者から市場リーダーとして高く評価されており、何社ものグローバル企業がOutSystemsを活用して難度の高いプロジェクトに取り組み、大胆なアイデアをソフトウェアとして実現し、ビジネス、人々、そして世界を前進させています。

OutSystemsは2001年に設立され、コミュニティメンバー80万人以上、パートナー500社以上、75か国以上21業種にわたる顧客からなるネットワークを擁しています。日本法人であるOutSystemsジャパン株式会社は、2017年1月に設立されました。詳細については、http://www.outsystems.com/ja-jpをご参照ください。





配信元企業:OutSystemsジャパン株式会社
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情報提供元: Dream News
記事名:「 OutSystems、エンタープライズAIのイノベーションを加速させる「Agent Workbench」を発表