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企業データとAIの利活用カンパニー、AIデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木隆仁、以下AIデータ社)は、教育機関向けに次世代AIプラットフォーム「AI孔明 on IDX」の無料PoC(概念実証)を提供しています。

教育現場には、数十年にわたって培われた「経験に基づく知恵」があります。
生徒との接し方、授業運営の工夫、個別対応の記録、定期テストの設計など、それらはすべて「その先生だからできた」技の集積であり、教育の質を支えてきた重要な資産です。

しかし、その知見が“属人化”されたまま、ベテラン教員の退職とともに失われていくという課題が、全国の学校・塾で深刻化しています。特に、少子化と教員不足が進む中、こうしたナレッジの損失は、教育力の低下にも直結しかねません。

この課題に対し、AIデータ社は、AIと教育データ基盤を組み合わせたソリューション「AI孔明 on IDX」を開発し、教育現場向けに提供を開始しました。

■ 教育の“経験”を、AIが引き継ぐという発想
AI孔明 on IDXでは、以下のような学校・塾に眠る非構造化データを安全に蓄積・活用可能にします。
・教務日誌
・生徒対応メモ
・授業ノート
・テストの作問履歴
・生徒アンケートの自由記述
・保護者対応の経緯メモ
・指導計画案・会議議事録 など

これらをPDF・Word・画像(手書き)※1などの形式でIDXにアップロードし、生成AIが意味ベースで解析・分類。
教師が「この生徒のケースに似た過去の事例は?」「この単元で注意すべき点は?」と尋ねると、AI孔明が過去記録の中から該当事例を検索・要約し、提案することができます。

■ 主な機能と効果
1. ナレッジベースとしての教務記録管理
教員の指導メモや授業ノウハウをAIが学習。質問すればAIが答える“教育版・社内チャットAI”として活用。
2. 過去の対応事例の検索
「保護者からこのような相談を受けた時、過去はどう対応していたか?」と尋ねると、類似事例を提示。
3. テスト作成履歴の再活用
単元ごとの過去問題・出題意図・模範解答の記録をAIが管理し、新任教員でも効率的にテスト作成可能に。
4. 授業計画の引き継ぎ支援
退職した教員の授業スタイルや教材選定意図を、AIが新任教員に“ナビゲーション”する。

■ 導入現場の声:学校の「知の資産化」が現実に
ある私立高校では、長年勤めていた教頭の退職を前に、30年分の教務日誌や講演資料、保護者対応メモなどをスキャンしてIDXに保存。
AI孔明のPoCを利用し、それらを構造化・タグ付けし、「進学指導における家庭との連携事例」や「部活動中のトラブル対応策」など、特定の文脈で検索できる“校内ナレッジAI”として活用されています。新任教員からは、「前任者の記録がそのまま“相談相手”として残っているようで心強い」「学校の“知”がデジタルで引き継がれる仕組みができた」との声が上がっています。

■ なぜ今、ナレッジAIが必要なのか?
従来の教育DXは「ペーパーレス化」「LMS導入」など、記録の電子化に留まるケースが大半でした。
しかしこれからの教育現場では、“人に依存してきた知見”をいかにして組織全体に展開するかが問われています。
AI孔明 on IDXは、生成AIの力を使って、非構造化された教師の知識や経験を「再活用可能な資産」へと昇華させる、国産かつセキュアなナレッジマネジメント基盤です。
属人化を解消し、学校という組織が“継続的に成長する力”を獲得するためのツールとして、多くの教育現場にご提案いたします。

■ 製品情報
・サービス名:教育現場向け「AI孔明 on IDX」
・提供形態:クラウド
・対応データ形式:PDF、Word、画像(手書きメモ含む)※1など
・主な機能:ナレッジ構造化、AI検索、事例提示、要約、履歴蓄積
・最適なAIモデルをブレンディング可能
※1:手書きの文字をAIで解析するAI-OCR機能はバージョンアップで強化予定です。

■ 無料受付中
「学校のナレッジを未来に引き継ぎたい」「経験を次の世代に残したい」──
そんな思いを、まずは手元にある1年分の教務データから実現しませんか?

無料PoC(概念実証)プログラムを3日間で体験可能です。

■お問い合わせ・無料トライアル申し込みはこちら
https://www.idx.jp/ai/education/

【AIデータ株式会社について】
名 称:AIデータ株式会社 代表者:佐々木 隆仁
設 立:2015年4月  所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本: 1億円(資本準備金15億2500万円)
URL: https://www.aidata.co.jp/
AIデータ社は、データインフラと知財インフラを基盤に、20年以上にわたり企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。9,000社以上の企業、90万人以上のお客様から信頼を得ており、データ共有、バックアップ、復旧、移行、消去を包括する「データエコシステム事業」では、BCNアワードで16年連続販売本数1位を獲得しています。
データインフラでは、IDXのクラウドデータ管理や復旧サービスを提供するとともに、経済産業大臣賞を受けたフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。
一方、知財インフラでは、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、知財管理と収益化を支援。これらを統合し、生成AI『AI孔明』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開しています。
また、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力し、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化に貢献しています。



配信元企業:AIデータ株式会社
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情報提供元: Dream News
記事名:「 “あの先生のノウハウ”をAIが引き継ぐ ─教育現場にもナレッジAIを ~教務日誌、授業記録、対応メモが“知識の資産”としてAIに蓄積できる仕組み~