「購入を後押しするのは、どんな商品画像ですか？」ネットショッピングにおけるアパレル商品画像に関する意識調査
Dream News 2025年06月27日 18:00:00
調査結果をもとに、どのような画像が購入の後押しになっているかについて分析を行いましたので、ご報告いたします。
■調査概要
調査対象: 全国の20代～50代の男女
回答数: 100名
調査日: 2025年6月25日
調査方法: インターネット調査
調査結果URL: https://apparel-oem.com/topics/58
■全身コーデ画像が最も重視されている
・モデル着用の全身コーデ画像: 55
・商品の質感や素材がわかるアップ画像: 28
・着用時の動きや雰囲気がわかる動画・GIF: 11
・服だけをシンプルに見せた画像（平置き・ハンガー 撮影など）: 6
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000323860&id=bodyimage1】
《モデル着用の全身コーデ画像》
・モデル着用の全身コーデ写真が、実際の見え方や雰囲気を一番分かりやすく伝えてくれるから。特に一つのアイテムを複数人のモデルで様々な着こなしを見れるようにしてある場合は極めて便利で重宝している。（40代／男性／栃木県／正社員）
・実際に着ている画像が、雰囲気を掴みやすいからです。最近では、スタッフさんのコーディネートを身長別に載せてあるのが有り難いと感じています。（30代／女性／香川県／自営業、自由業）
・自分が着用した際のイメージが湧きやすい。自分に似た体型のモデルであれば特にありがたい。その点ではプロのモデルよりスタッフ着用のほうが良い（30代／男性／神奈川県／正社員）
・着用したときの服の形や長さを知りたいからです。またどんなパンツやスカートと合うのかを知りたいので、全身コーデを必ず見るようにしています。（40代／女性／青森県／正社員）
・実際の着用イメージを具体的に把握することが出来るからです。モデルさんの着こなしから、コーディネートのヒントや靴やバッグとの組み合わせなど、トータルでのスタイリングを見ることが出来るので、自分に合うかどうかの判断材料になります。（40代／女性／兵庫県／パート、アルバイト）
《商品の質感や素材がわかるアップ画像》
・見た目を気に入って買っても、思っていた生地と違うことがあるのでどういう素材なのかよく見てから買う（30代／女性／沖縄県／パート、アルバイト）
・自分は服を着る上で1番気にするのが着心地で、着心地を左右するのは質と素材だと思うので、そこを重点的に見たいです。（20代／男性／千葉県／自営業、自由業）
・写真では全身コーデはもちろんですが素材のアップ写真を必ず見ます。ただ「ポリエステル100％」と書いてあっても質感はそれぞれ違うのでアップ写真で見たいです。（40代／女性／静岡県／パート、アルバイト）
・以前、冬物として購入した商品が、生地がかなり薄く、襟もペラペラだったことがありました。それ以来、質感には価格に見合ったこだわりが欲しいと強く思うようになり、今ではかなり注意してチェックしています。質感が悪いと感じたものは、たとえデザインが気に入っていても購入しないことが増えました。（50代／男性／東京都／パート、アルバイト）
・ネット通販だと実際に手に取れないから、素材感とか厚み、編み目の細かさとかがわかるアップ画像は超重要。見た目は良くても、届いてみたらペラペラだった…ってパターンが一番ガッカリするから。特にニットやシャツ系は生地の質感で印象変わるから、細かく写ってる写真がないと不安になる。（30代／女性／秋田県／正社員）
《着用時の動きや雰囲気がわかる動画・GIF》
・写真だけではサイズがよくわからないので、動画を通して知りたいから。実際に着ている動画だと着用した時のイメージがつかみやすいから。（30代／女性／香川県／公務員）
・体のラインがどう見えるのかわかるからです。モデルだとサイズ感がわかりにくいからです（40代／女性／埼玉県／パート、アルバイト）
・サイズ感やシルエット・コーディネートの雰囲気がわかると購入を決めやすいです。動画ならばなお良いと思います。（30代／男性／東京都／正社員）
・動画が1番質感が分かりやすいので、動画があるとすごく助かりますし購入の決め手になることも多いです。写真では分からないところ（スカートの広がり方、布の薄さや生地感など）がとても分かりやすいので、動画を見て購入したもので失敗したことはほぼないと思います。（20代／女性／兵庫県／専業主婦）
・実際に着用している姿を見ないと、どういう感じになるかつかみづらいから。そしてそこから自分に似合いそうか判断したい。（50代／男性／和歌山県／正社員）
《服だけをシンプルに見せた画像（平置き・ハンガー 撮影など）》
・全体的なサイズ感が見たいのと、人が着用している画像よりも持っている服とのコーディネートなどのイメージが湧きやすいからです。（30代／女性／大阪府／正社員）
・洋服自体をしっかり見たいので、モデルの有無よりも服の全体像が分かる写真を重視しています。アップの写真よりも、全体が映っているものの方が好みです。特に電車の中などで見ることが多いので、動きのある画像や動画は見づらく、避けたいと感じることが多いです。（30代／女性／神奈川県／正社員）
・画像や動画で見た質感や素材感、スタイルの良いモデルが着用した姿で選んでも実物を手に取ったり自分で着ると「思ってたのと違う」と感じる事が多いので全体の雰囲気を重視して選んでいる（30代／男性／埼玉県／無職）
・結局のところ、写真が現物と違うのはある程度仕方がないと思っているので、そうであるならば、シンプルな商品画像を見て判断するのが1番わかりやすいと考えます。（30代／男性／東京都／正社員）
・モデルとは体型が違って参考にならないから、平置きでの画像のほうが自分に似合うか判断しやすい（40代／女性／千葉県／無職）
■まとめ
ネットでアパレル商品を購入する際、消費者は商品の「モデル着用全身コーディネート画像」を最も重視していることが今回の調査でわかりました。具体的な着用イメージを掴むことで、サイズ感やシルエット、コーディネートの雰囲気が把握しやすいためです。
次に重要視されているのが商品の質感や素材がわかるアップ画像で、透け感や生地の厚みなど、実際に手に取れないネットショッピングならではの情報として求められています。さらに動画やGIFによって着用時の動きやフィット感を伝えることも効果的とされています。
これらの視覚的な情報を充実させることで、消費者の購入意欲を高め、ECサイトの売上アップに繋げることが期待されます。
■調査結果の引用・転載について
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