IDTechEx(先進技術調査会社: 本社英国 ケンブリッジ)は、『データセンターの液体冷却 - 10年で市場規模は6倍に拡大』と題したウェビナーを、2024年10月30日(水)に開催します。

TDP(熱設計電力)が1200Wを超えるNVIDIAのGPU「B200」の発表もあり、水冷システムの導入がすでに軌道に乗り始めています。スーパーマイクロが、2024年9月までに約2000台の水冷AIラックを市場に出荷したことや、ラックの生産能力を月間5000台に拡大したことを明らかにしており、これにより、データセンターの水冷システムが大きく急増することになると見られています。
データセンターの冷却方式は、大きく分けて空冷、直接水冷/D2C(ダイレクト・ツー・チップ)冷却、液浸冷却に分類することができます。D2C冷却と液浸冷却については、さらに単相式と二相式に分けられます。単相式冷却は対流を利用しますが、二相式冷却は相変化の際の潜熱を利用します。
D2C冷却は、エロージョン・コロージョン、細菌増殖、漏れ、地球温暖化係数の大きさに関する懸念など、多くの重大な課題にも直面しています。一方、液浸冷却は、既存施設に設置する際に複雑さが伴いますが、現時点では専門知識の蓄積があります。

本ウェビナーでは、IDTechExのシニアテクノロジーアナリストの Yulin Wangが最新調査をもとに解説します。

<開催概要>
テーマ:『データセンターの液体冷却 - 10年で市場規模は6倍に拡大』
(Data Center Liquid Cooling - 6-Fold Market Size Expansion in 10 Years)
開催日時: 2024年10月30日(水) 10時もしくは18時から 30分間
開催方法:オンライン
言語:英語
参加費:無料(事前登録制)
https://www.idtechex.com/ja/webinar/12487-12540-12479-12475-12531-12479-12540-12398-28082-20307-20919-21364-10-24180-12391-24066-22580-35215-27169-12399-6-20493-12395-25313-22823/622

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000306796&id=bodyimage1


当日カバーする内容(予定)
- Air cooling 概要
- D2C冷却:単相式と二相式D2C冷却の技術的障壁と強みの解説
- 液浸冷却:単相式と二相式液浸冷却とその技術的・商業的障壁の解説
- 冷却水の比較と規制:水冷システムで使用する冷却水の比較分析(コスト、規制要件、動作温度など)
- データセンター冷却のバリューチェーンとデータセンター施設レベルの液冷
- データセンター冷却のコスト分析
- 熱伝導材料(TIM): 冷却システム内の効率的な熱転送での重要なTIMの概要
- 市場規模予測と将来の機会

IDTechExは、関連する調査レポートを9月に発行しました。
『データセンターの熱管理 2025-2035年:技術、市場、機会』
https://www.idtechex.com/ja/research-report/thermal-management-for-data-centers-2025-2035-technologies-markets-and-opportunities/1036

本無料ウェビナー(英語)は、本調査レポートからの抜粋で行われます。
後日、使用した資料も提供します。

IDTechExは、その他にも先進技術に関連するウェビナーを開催しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.idtechex.com/ja/research/webinars

【本件に関するお問合せは、下記まで】
アイディーテックエックス株式会社 (IDTechEx日本法人)
100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービル21階
URL: https://www.idtechex.com/ja
担当:村越美和子  m.murakoshi@idtechex.com
電話 : 03-3216-7209



配信元企業:アイディーテックエックス株式会社
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情報提供元: Dream News
記事名:「 『データセンターの水冷システム』。データセンター需要が拡大する中で市場規模が拡大中。最新動向について、IDTechExが無料ウェビナーで解説します。